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2589) 今年最大の倒産負債1262億円でユニゾホールディングス倒産

 帝国データバンクが、今年(2023年)最大の負債の倒産を報じる。

 不動産・ホテル事業を展開するユニゾグループの持ち株会社であるユニゾホールディングス株式会社(資本金320億円)が、負債1262億円で2023年4月倒産した。

 2023年4月26日の日付で帝国データバンクは、ユニゾホールディングス株式会社という会社について、

 「旧・日本興業銀行系の不動産会社、常和興産(株)のビジネスホテル部門として1977年(昭和52年)5月に設立された。2004年3月に常和興産グループの再編にともない、常和興産(株)と常和ビルディング(株)を吸収合併。ホテル事業は新設の(株)サン・ホテル(現:ユニゾホテル(株)、TDB企業コード:985951041)に会社分割し、当社は常和ホールディングス(株)に商号変更のうえ、持ち株会社となっていた。」

と伝える。

 ホテルの「ユニゾイン」、「ホテルユニゾ」を経営している会社の持ち株会社という。

 その名前のホテルであると、私がここ3年の間、東京、名古屋、京都、大阪駅周辺のビジネスホテル料金の毎月の調査で、料金を報告していたホテルである。

 最近では、2023年4月の大阪駅周辺のビジネスホテル料金の調査で、

      ホテルユニゾ大阪梅田        11,420円
      ユニゾイン大阪北浜          10,318円

と調査報告したばかりである。

 新型コロナウイルス感染拡大によって人の流れがストップし、そのことによる経営悪化が原因なのであろうか。

 2023年最大の負債額の倒産であると云う日本経済の負の動きを、まさか身近に感じるとは夢にも思わなかった。



  鑑定コラム2588)
「2023年4月大阪ビジネスホテル料金前月比+2% 新高値 12,986円」



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