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1292)来年(2015年)の株価は上昇という予想

 大学の講義は終わったが、年内までに本業の方の不動産鑑定書を仕上げ無ければならなく、その仕事に追いまくられている。

 それ故、来年のことなど考えている暇はない。

 しかし、新聞に来年の株価は上がるという予想が出ていた。
 株価について、先の鑑定コラムに書いたこともあり、その新聞記事の来年の株価予想について記す。

 あと1週間もせずに新年の2015年が、やってくる。
 来年は、どういう年になるか。

 日本経済新聞(2014年12月23日)が、9社への取材によって、各社のストラテジストから聞いた来年の株価予想を載せている。

 舌を噛むような聞き慣れない「ストラテジスト」という職業の人を指す言葉が出て来た。

 金融経済の専門用語で、投資に関して投資戦略を考える人を、「ストラテジスト」と云うようである。

 アナリストとどう違うのかというと、アナリストは個別の株式、業種の調査、分析を行う人をいうが、ストラテジストは、アナリストが分析したデータに基づいて、より良い投資をするにはどうしたらよいか、その投資方法、銘柄選別、時期等の戦略を考えるのである。

 前日(2014年12月22日)の日経平均の終値は、17,635円14銭であった。

 日経が紙面に載せる9社のストラテジストの2015年株価予想は、下記である。
 左の数値が安値、右の数値が高値である。

        野村              17,000円〜20,000円
        大和              17,000円〜22,000円
        みずほ             16,000円〜20,000円
        SMBC日興          17,000円〜21,000円
        三菱UFJモルガン・スタンレー 16,000円〜20,500円
        BNPパリバ          17,000円〜18,000円
        UBS                 〜19,000円
        ゴールドマン・サックス         〜20,500円
        クレディ・スイス            〜19,500円

 予想であるから、当たるか当たらないか分からない。

 株価だけ上がって、零細企業の末端まで金が行き渡らないというのでは困るが、そういうことは政府日銀がしっかりやってくれるであろうと考え、来年は今年よりも株価が上がるということ故、希望を持って2015年を迎えよう。


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