大学の講義は終わったが、年内までに本業の方の不動産鑑定書を仕上げ無ければならなく、その仕事に追いまくられている。
それ故、来年のことなど考えている暇はない。
しかし、新聞に来年の株価は上がるという予想が出ていた。
株価について、先の鑑定コラムに書いたこともあり、その新聞記事の来年の株価予想について記す。
あと1週間もせずに新年の2015年が、やってくる。
来年は、どういう年になるか。
日本経済新聞(2014年12月23日)が、9社への取材によって、各社のストラテジストから聞いた来年の株価予想を載せている。
舌を噛むような聞き慣れない「ストラテジスト」という職業の人を指す言葉が出て来た。
金融経済の専門用語で、投資に関して投資戦略を考える人を、「ストラテジスト」と云うようである。
アナリストとどう違うのかというと、アナリストは個別の株式、業種の調査、分析を行う人をいうが、ストラテジストは、アナリストが分析したデータに基づいて、より良い投資をするにはどうしたらよいか、その投資方法、銘柄選別、時期等の戦略を考えるのである。
前日(2014年12月22日)の日経平均の終値は、17,635円14銭であった。
日経が紙面に載せる9社のストラテジストの2015年株価予想は、下記である。
左の数値が安値、右の数値が高値である。
野村 17,000円〜20,000円 大和 17,000円〜22,000円 みずほ 16,000円〜20,000円 SMBC日興 17,000円〜21,000円 三菱UFJモルガン・スタンレー 16,000円〜20,500円 BNPパリバ 17,000円〜18,000円 UBS 〜19,000円 ゴールドマン・サックス 〜20,500円 クレディ・スイス 〜19,500円