○鑑定コラム


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ

1588)2017年の株価予想

 日本経済の状況を株価は、映していると云われる。

 前の鑑定コラム1587)で、過去の東証の日経平均株価の年間変動率を記した。

 再記すると、下記である。

           2013年  上昇率 56.7%
           2014年  上昇率  7.1%
           2015年  上昇率  9.1%
           2016年  上昇率  0.4%

 上昇率は下がっている。2016年はかろうじて+の%に留まった。

 この数値の傾向からすれば、2017年はマイナスの変動率になると予想される。

 プロの専門家達は、2017年の株価をどの様に予想しているか。

 2016年12月30日の日本経済新聞は、主要証券会社のストラテジストに取材した結果を発表している。

 下記の株価予想数値である。

    大和証券          17,500〜23,000円
    みずほ証券         18,000〜22,000円
    野村証券          17,000〜22,000円
    SMBC日興証券        17,000〜21,500円
    岡三証券          17,500〜21,000円
    ゴールドマン・サックス   16,300〜21,000円
    メルリリンチ日本      21,000円年末

 メルリリンチ日本は、年末だけの予想であるから、これを除外すると、安値、高値の平均は、

            安値   17,217円
            高値      21,750円

である。

 2016年の最高株価は、12月20日の19,484円53銭であった。

                   21,750円
               ───────   = 1.116                           
                  19,484.53円

 2017年は、最高値で比較すると11.6%の株価の上昇である。

 メルリリンチ日本は、2017年の年末株価を21,000円と予想している。平均株価とそんなに離れていない。

 この株価を2017年の終値とすれば、

                  21,000円
               ─────── = 1.099                             
                 19,114.37円

9.9%の値上がりである。

 2017年は、2016年よりも良い年になりそうだという予想である。

 上場企業の2016年9月期は、売上高減、経常利益減であった。2017年の売上高、経常利益は増加し、株価は上がるか疑問であるが、さてどうなるか。

 とはいえ、マイナスの予想よりも良い。希望を持って働こう。


  鑑定コラム1587)
「2016年末の東証株価は19,114円37銭」


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ