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2405) 飲食店の売上高が甚だしく落ち込んでいる

 2022年5月31日に、総務省統計局が2022年3月分の『サービス産業動向調査』を発表した。

 その調査の中に「飲食店」も含まれている。

 飲食店の2019年以降の月額平均売上高は下記である。

    2019年 1兆9954億6100万円
        2020年 1兆4532億5900万円
        2021年 1兆2142億2300万円

 武漢発新型コロナウイルスが日本に上陸したのは、2020年2月である。

 2019年は、その影響の無い状態の売上高である。2019年の売上高を100とすると、各年の売上高評点は、下記である。
    2019年    100.0
        2020年     72.8
        2021年        60.8
 著しい売上高減である。

 この2年間で多くの飲食店が閉店・倒産したのでは無かろうか。

 2022年に入って、1月〜3月の売上高と、対前年同月比は、下記である。
                    売上高                    対前年同月比
   2022年1月  1兆1787億円                  +4.5%
      2022年2月    8992億5700万円      ▲18.2%
   2022年3月  1兆2751億2600万円      ▲8.1%

 飲食店の売上高減が続いている。

 2013年以降の飲食店の月額平均売上高を記す。
    2013年 1兆9485億1500万円
        2014年 1兆9648億8400万円
        2015年 2兆0144億1000万円
    2016年 2兆0225億2400万円
        2017年 2兆0376億7300万円
        2018年 2兆0332億9800万円
    2019年 1兆9954億6100万円
        2020年 1兆4532億5900万円
        2021年 1兆2142億2300万円

 2017年の2兆0376億円が飲食店の最高の1ヶ月の売上高であった。これを越える年がいつ来るのか。


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