2755) バイデン大統領 2期目の大統領選から撤退表明 2024年7月22日
2024年7月22日、朝起きてネットが伝えるニュースを見て驚いた。
アメリカのバイデン現大統領が、今年の11月に行われる大統領選の選挙から撤退すると、X(旧ツイッター)で表明したという二ユースが流れていた。
民主党の国会議員の幾人かから、撤退要求があったにも係わらず、頑なにそれを拒否して、8月の民主党全国大会で大統領候補者指名を得て、大統領に再選して2期目大統領を続けると述べていた。
それが何故、急遽大統領選から撤退するという事になったのか。
2024年6月28日に行われた共和党の候補者のトランプ氏とのテレビ討論会は、日本でも流され、私はテレビで見ていたが、バイデン現大統領の覇気が感じられない行動のモタモタぶりを見て、アメリカはこの様な老人を再度大統領に選ぶつもりなのかと思っていた。
トランプ氏は、7月14日にペンシルベニア州ベセルパークで開かれた選挙集会の演説中に、集会場から百数十b離れた建物の屋上から銃狙撃された。顔を動かした瞬間、銃弾が耳たぶをかすめた。一瞬の動きが、トランプ氏の命を救った。
瞬間、トランプ氏は右耳を押さえた。血が流れていた。すぐに身をかがめた。
この狙撃で、トランプ氏の演説を聴きに来ていた1人が死亡し、2人が怪我をした。
トランプ氏を狙撃した20歳の青年は、大統領警護のシークレットサービスによって射殺された。
この事件によって、米大統領選は、トランプ氏有利の世論になった。
バイデン大統領の次期大統領選不出馬発表は、このトランプ氏銃撃事件が、やはり影響しているようである。
バイデン現大統領の次期大統領選不出馬のX(旧ツイッター)による表明全文を、毎日新聞ウエブは伝える。
(https://mainichi.jp/articles/20240722/k00/00m/030/013000c)
その撤退表明は、「米国民の皆さんへ」の書き出しで始まり、自らの大統領の功績と次期大統領選への撤退表明を、次のごとく述べている。
「30年ぶりの銃の安全に関する法律も成立させました。最高裁判事に初めて黒人の女性を任命しました。そして、世界の歴史において最も重要な気候変動に関する法律を成立させました。」
そして大統領選撤退を次のごとく述べる。
「私は再選を目指す意向ではありましたが、私が撤退し、残りの任期を大統領としての職務に専念することが、党と国にとって最善の利益であると信じています。」
大統領選撤退は、「党と国にとって最善の利益である」と述べる。
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