2007年2月20日に行われました社団法人東京都不動産鑑定士協会の会長選挙は、私が支持し、多くの皆様に支援を御願い致しました候補者は、完敗いたしました。
時代は急速に変わりつつあり、現在の不動産鑑定業界は他の業界から見て、3周遅れ、5周遅れであり、このままで行くと衰退か、先細りと思われます。その状態を何とか食い止め、改革に着手してくれる人をと支持し、支援を御願い致しましたが、その意は大勢には伝わらず、敗北の憂き目を見ました。
支援・支持して下さった方には、大変申し訳ないと思います。
東京会を含めた鑑定業界は、コンプライアンスを含めて山積みされた問題を多く抱えています。
しかし、選挙の結果は、コンプライアンス等そんな山積みされている問題のことは俺たちには関係ない、考えたくない、鑑定業界は山積みされた問題を多く抱えた現状のままでもよいという人が多くいるということを示してくれました。改革を好まないという意思表明の様です。
私には、それで良いのかという疑問が残りますが。
今回は負けた。しかし大義はいつか必ず勝つと思いたい。
いずれの日にか、鑑定業界を改革しなければならないと思う若い人が現れるのを期待します。
私の支持した候補者に一票を投じて下さった不動産鑑定士・補の方々は、熱い改革への期待を持っておられる方々であると深く受け止め、その方々に感謝と敬意を表します。
本当に有り難うございました。