アメリカのジョン・フォード監督の西部劇映画「駅馬車」の撮影舞台となり、また私が最も好きな映画の1つで、かつ傑作の1つと思う「荒野の決闘」(オー マイダーリン クレメンタイン)の遠景にも使われたモニュメント・バレーで、ジョン・フォード監督が座ってメガホンをとった「フォード・ポイント」に立って、モニュメント・バレーを見てみたいと思っている。しかし、実現していない。
南米ペルーのナスカの地上絵も上空から見てみたいと思っている。これも実現してない。
最近、行って見たいと思う場所が1つ増えた。
ずっと以前カレンダーで見た荒々しくも美しい場所である。
そのカレンダーの写真は、赤茶けた土の壁に白い縞模様が絨毯のごとく広がり、かつ、曲がり、地層が何層にも折り重なって広大な芸術品のごとく見える谷間を、ザックを背負って男女がトレッキングしている写真であった。
「どこの山岳の写真で有ろうか?
世界にもこの様な土星の輪を横にした地層を持つ谷間の場所があるであろうか? 」
と、私は思った。
その場所がどこにあり、何と云う名前なのか知らなかった。
長い間、脳裏の中にその場所がどこか、名前は何というのかとずっと残っていた。
その場所と名前がやっと分かった。
それはアメリカアリゾナ州の「バーミリオンクリフス国定公園」の風景であった。
一度行って見たいが、これも実現しないであろう。一日20人と聞く入谷制限が有ってはなおさらである。
その風景がどんなものか、下記のホームページに風景の1つの写真が載っている。
荒々しくも美しい自然が作り上げた見事な芸術品だ。
http://www.tom-tour.co.jp/wp/img/dsc02004-12.jpg