○鑑定コラム


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ

547)ジョイント・コーポレーションの株価

 2009年5月29日(金)の東証株式市場終了後に、 東証一部上場のジョイント・コーポレーションが、会社更生法の適用申請をしたという記者会見が行われた。

 2009年5月29日(金)の、ジョイント・コーポレーションの株価の終値は、一株213円であった。

 土曜日・日曜日は、株式市場は休みである。
 月曜日に、株式市場が開かれた。

 金曜日の株式市場終了後に、倒産という情報が発表されたジョイント・コーポレーションの株主・投資家達は、所有株式を売り損ねたため、月曜日に殺到した。

 その取引再開された月曜日は、売り注文株式が多く、市場取引下値価格制限に引っかかり、月曜日(6月1日)のジョイント・コーポレーションの株式取引は、一株133円の価格で、取引株数は10,300株しか売買成立しなかった。

 前の週の金曜日が一株213円で、週あけの月曜日が一株133円であるならば、倒産の影響は薄いのでは無いかと思われるかもしれない。

 しかし、取引株数が、10,300株と異常に少ないことに注意すべきである。

 一株133円の価格で、10,300株の売買が成立したが、実際には、「1633万株余りの売り注文を残し」て、6月1日の株式市場は終わったと、翌日6月2日の日経朝刊の株式担当記者によるザラ場報告記事「株式往来」は、記している。

 翌6月2日は、もの凄い売り株数によって、終値は一株8円、取引株数43,098,800株であった。

 東証一部の値下がり率トップの銘柄になった。

 一株213円の株価から、一株8円の株価になったのである。

      8÷213=0.0375

 値下がり率▲96.2%である。

 2009年5月25日(月)から、2009年6月2日(火)までの、ジョイント・コーポレーションの株価と、取引株数を下記に記す。 価格は、終値である。

                               株価           取引株数
   2009年5月25日(月)    218円     4,680,100
   2009年5月26日(火)    215円     3,993,400
   2009年5月27日(水)    204円     1,185,200
   2009年5月28日(木)    209円       964,500
   2009年5月29日(金)    213円       682,300
   2009年6月01日(月)    133円        10,300
   2009年6月02日(火)      8円     43,098,800

 上場企業倒産情報発表の影響が、どれ程凄まじいものか、上記株価、株式取引数を知れば分かるであろう。

 ジョイント・コーポレーションが親会社である、上場リートのジョイント・リートの取引価格と、取引口数も下記に記す。価格は、終値である。
 
                             一口価格         取引口数
   2009年5月25日(月)   180,400円     208
   2009年5月26日(火)   184,600円     334
   2009年5月27日(水)   187,900円     335
   2009年5月28日(木)   182,000円     165
   2009年5月29日(金)   180,500円      292
   2009年6月01日(月)   150,500円     3,985
   2009年6月02日(火)   150,000円    3,341

 ジョイント・リートにも、ジョイント・コーポレーションの倒産の影響が、数値ではっきりと現れている。


 鑑定コラム546)「ジョイント・コーポレーションが倒産した」
 

▲

フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ