ここ一週間の間に、何故かアクセスが急激に増えている鑑定コラム記事がある。
それは鑑定コラム1410)である。
鑑定コラム1410)とはどんなコラム記事であったろうか。
記事タイトルから記事内容への記憶はほぼ結びつく。だがコラム記事番号から記事内容を思い出す事は、多くのコラム記事を書いているためか、記憶力がないのか、殆ど出来ない。それは仕方ない。
どういう記事であったかと思い、コラム記事履歴で確かめると、それは「都の卸売市場の家賃はいくらか」のコラムであった。
2015年(平成26年)11月8日に発表した記事である。
約10ヶ月前に発表したコラム記事に、何故今頃アクセスが増えているのか疑問に感じた。
アクセス言語を見ると、「豊洲市場 家賃」、「都卸売市場 家賃」等である。
グーグルでそれら言語で検索すると、検索結果のトップに、鑑定コラム1410)が表示される。
これでアクセス理由が分かった。
東京都の築地卸売市場が、豊洲市場に移転することについて、新知事になった小池百合子知事が「一旦立ち止まって検証することも必要」と云ったため、移転の延期が囁かれ出した。
その話題の波及によって鑑定コラム1410)にアクセスが増えているのでは無かろうかと推測する。
鑑定コラム1410)は、東京都が貸している都卸売市場の家賃について論じている内容で、家賃が安すぎると指摘しているコラム記事である。
しかし、豊洲市場の移転問題に絡んで、私の鑑定コラムにアクセス影響が及ぶとは考えもしなかった。
都卸売市場の家賃に多くの人が興味を持つ訳では無かろうが、当該コラムを読んで、少しは家賃評価と云うものに関心を持って頂ければ幸いと思っている。
****追記 2016年9月1日 豊洲市場移転延期
小池百合子都知事は、2016年8月31日記者会見し、築地市場の豊洲市場への移転を延期すると発表した。
その理由を3つ挙げた。
@ 食材を扱う場所であるから安全性の懸念を払拭する必要がある。
A 建設費が、当初予算より大巾に膨らんだ(2011年3926億円→2015年3月5884億円)経緯を調べる。
B 情報公開が不足している。
鑑定コラム1410)「都の卸売市場の家賃はいくらか」
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