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国内総生産と土地価格の関係を見てみる。
国内総生産は、先の鑑定コラム1536)「国内総生産」で記した。再記すれば下記である。内閣府発表の数値である。
2005年(平成17年) 503兆9030億円
2006年(平成18年) 506兆6870億円
2007年(平成19年) 512兆9752億円
2008年(平成20年) 501兆2093億円
2009年(平成21年) 471兆1387億円
2010年(平成22年) 482兆6769億円
2011年(平成23年) 471兆5787億円
2012年(平成24年) 475兆3317億円
2013年(平成25年) 479兆0837億円
2014年(平成26年) 486兆9388億円
住宅地の価格は、東京23区の住宅地平均価格で、東京都財務局発表の公示価格の平均値とする。
2005年 440,300円/u
2006年 454,900円
2007年 517,500円
2008年 579,400円
2009年 530,500円
2010年 492,000円
2011年 487,800円
2012年 484,000円
2013年 478,000円
2014年 504,800円
国内総生産の金額の推移を見ると、不動産価格(東京23区住宅地平均価格)の推移に良く似ている。
国内総生産は、2007年(平成19年)に512兆円のピークを示しているが、不動産価格も平成19年7月頃にピークを示した。不動産フアンドバブルである。
不動産価格は、平成19年7月の不動産ファンドバブルの最高値を付けると、大巾に土地価格は下落する。そして平成23年まで下落する。
上記国内総生産も平成19年をピークにして、平成23年まで下落する。22年に一時的反発しているが、翌23年に下落していることから、23年まで下落していると見なせる。
不動産価格は、平成24年安倍内閣の登場により、黒田日銀の金融の超超緩和政策によって値上がり始めた。リートバブルである。
現在はリートバブルもマイナス金利という未経験の世界に入ってしまい、土地価格は値上がりするのか、値下がりするのか、はっきりとした動向が分からない。
国内総生産も平成23年を底にして、平成24年、平成25年、平成26年と増加している。
国内総生産と東京23区住宅地平均価格をグラフで示す。
左縦軸に国内総生産、単位兆円をとる。
右縦軸に東京23区住宅地平均価格、単位万円/u をとる。
国内総生産が、1年から2年早く変化点を示している。
鑑定コラム1536)「国内総生産」
鑑定コラム1556)「帰属家賃を控除した不動産業の国内総生産はどれ程か」
鑑定コラム1557)「各県の県内総生産」
鑑定コラム2016)「 国内総生産の最高は、2019年9月直前1年間の554兆円か」
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