売上高は▲1.1%のダウンである。
不動産業の売上高は、
2015年度 39兆3835億円
2014年度 36兆9812億円
である。
39.3835
────── = 1.065
36.9812
不動産業は、6.5%の売上高増である。
財務省は、四半期毎に、法人企業種として19業種の売上高を調査発表している。
19業種は、下記の業種である。
(製造業)
食料品、化学、石油・石炭、鉄鋼、金属製品、はん用機械、生産用機械、業務用機械、電気機械、情報通信機械、輸送用機械
(非製造業)
建設業、卸売業・小売業、不動産業、物品賃貸業、情報通信業、運輸業・郵便業、電気業、サービス業
この19業種の売上高の2015年度の対前年度比を見ると、
増加 10業種
減少 9業種
である。
売上高動向を簡便かつ分かり易く探る方便として、売上高動向値を
増加業種数-減少業種数
─────────────×100
19業種
という算式で求める。
10-9
──── ×100 = +5.2
19
2015年度の売上高動向値は、+5.2である。
同様にして、平成22年度以降の売上高動向値を求めると、下記である。
増加数は+、減少数は-とする。
増加 減少 売上高動向値
平成22年 +9 -10 ▲5.3
平成23年 +8 -11 ▲15.8
平成24年 +6 -13 ▲36.8
平成25年 +15 -4 +78.9
平成26年 +16 -3 +84.2
平成27年 +10 -9 +5.2
売上高動向値は、平成27年度はプラスであるが、そのプラス値は、前年度に比べて一気に小さくなってしまった。
財務省は、四半期毎の法人企業の売上高も調査、発表していることから、平成27年度以降最近までの四半期の売上高動向を見てみる。
平成28年(2016年)1月~3月、4月~6月の法人企業売上高の増減業者数は、下記である。対前年同期比である。
増加 減少 売上高動向値
28年1~3月 +8 -11 ▲15.8
28年4~6月 +5 -14 ▲47.4
平成28年1月以降6月まで、売上高動向値は、マイナスとなり、そのマイナスの数値が増えている。
現在の法人企業売上高動向は、動向値マイナスであった平成23年~24年度の状態に似ている。
法人企業の売上高は、増加から減少に転じている。
売上高の減少は、利益の減少に繋がり、それは景気後退となる。
4年先の東京オリンピック景気話に浮かれていると、とんでも無いことになりそうだ。
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