○鑑定コラム
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不動産マンション情報会社の東京カンテイが、「中古マンション価格天気図」(2016年12月)を、2017年1月26日プレスリリースした。
それによると、全国のマンションの価格動向5区分の都道府県数は、下記である。
天気模様 内容 県数
晴 : 価格は上昇傾向にある 10
薄日 : 価格はやや上昇傾向にある 8
曇 : 価格は足踏み傾向にある 10
小雨 : 価格はやや下落傾向にある 9
雨 : 価格は下落傾向にある 10
この5区分を次のごとくに置き換える。
価格上昇・・・・・晴と薄日
変動なし・・・・・曇
価格下落・・・・・小雨と雨
上記に置き換えると、中古マンションの価格DI値が求められる。
2016年12月の価格DI値は、下記である。
価格上昇 10+8=18
変動なし 10
価格下落 9+10=19
価格上昇−価格下落=18-19=−1
全体の数 47
−1
中古マンション価格DI値 = ──── × 100 = -2.1%
47
2016年12月のマンションの価格DI値は、▲2.1%である。
私は、鑑定コラム1589)「中古マンション価格の雲行きが怪しくなってきた」という記事を、2017年1月5日に発表した。
その記事で、今迄ずっとDI値がプラスであったのが、2016年11月に▲4.3%になったことから、マンションの市場価格に変化が生じ、価格下落に向かうと記した。
その事も有り、1ヶ月後の東京カンテイのマンション天気図の発表はどうなるであろうかと待っていた。
その結果は、上記である。
直近6ヶ月のDI値を記すと、下記である。
2016年7月 14.9
2016年8月 12.8
2016年9月 14.9
2016年10月 8.5
2016年11月 ▲4.3
2016年10月 ▲2.1
2016年11月、12月のマンション価格DI値は、▲4.3%、▲2.1%である。マンションの価格の潮目がはっきりと変わったことが実証出来た。
鑑定コラム1589)「中古マンション価格の雲行きが怪しくなってきた」
鑑定コラム1598)「中古マンション価格が新築マンション価格を上回る?」
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