JR新宿駅西口改札口を出て、右へ地下鉄丸の内線の新宿駅西改札口に向かう途中の通路の右側壁に、フリーペーパーが置いてある。
壁に置いてあると云う表現は、やや奇異に感じられるが、収納棚が壁にはめ込められており、その収納棚、4段ラックに、フリーペーパーが置かれているということである。
フリーペーパーとは何かと云うことになるが、それは広告収入で作られ、無料で配布される印刷物である。和製英語である。
フリーペーパーが置かれているのは、コクミンドラッグと云う小さい通路沿い出店の反対側の壁である。東京メトロが作り、場所設定している「メトロフリー」というフリーペーパー専門のラックが8つ並ぶところである。
コクミンドラッグの名前が何故出てくるのかというと、ある必要性がある時には、その店を良く利用するからである。
そのある必要性がある時とは、仕事が終わって夜が始まる頃、これから居酒屋で酒を飲もうと思ったときは、効くかどうか分からないが、そのコクミンドラッグに立ち寄り、ウコンのドリンクを1本立ち飲みするところである。
その日、2017年1月24日も夕方、コクミンドラッグに立ち寄り、ウコンドリンクを飲んでいたところ、通路反対側のフリーペーパーのラックに、私の目を引く雑誌の表紙があった。
そのフリーペーパーの表紙には、次の大きな文字が並んでいた。
「首都圏98市区 新築VS中古マップ」(2017年1月24日号) であった。
近寄り1冊手にした。パラパラと頁をめくって中を見たところ、面白そうな個所があったので、1冊取得することにした。
フリーペーパーの名前は、『SUUMO(スーモ)新築マンション』という冊子であった。
発行は、株式会社リクルートホールディングスである。
フリーペーパーの『SUUMO(スーモ)新築マンション』は、新築マンションの広告宣伝冊子である。
新築マンションの売出し広告宣伝が殆どであるが、そればかりでは味気ないと発行会社は考えているのか知らないが、冊子には、その都度特集記事を載せている。
私の目に止まったのは、その特集記事のものであった。
特集「首都圏98市区 新築VS中古マップ」は、98市区の新築マンション価格と中古マンションの価格を対比しているものであった。
98市区は、東京市部、23区、神奈川、千葉、埼玉の区市である。
98市区を概略地図に示し、その市区の部分に、新築マンションと中古マンションの平均価格、平均面積、u当り価格を載せていた。
例えば、東京23区の港区の場合は、
新築価格 1億2435万円(83u u当り150万円) 中古価格 1億273万円(72u u当り143万円)
中古マンション 新築マンション
千代田区 9781万円 8901万円 渋谷区 8854万円 8324万円 目黒区 6897万円 6166万円 江東区 5605万円 5504万円 豊島区 5916万円 5452万円 荒川区 4045万円 3968万円
中古マンション 新築マンション
千代田区 151万円 130万円 渋谷区 135万円 124万円 目黒区 109万円 100万円