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5月の第2週から3週にかけて、東京株式上場会社の平成30年3月期の決算が続々発表される。
トヨタ自動車の平成30年3月期決算が、本日5月9日に発表された。
日本を代表する製造業会社であり、日本の産業を牽引している自動車会社である。
トヨタ自動車の売上高、利益高の数値は、日本企業の状態がどうなっているかの判断の指標になる。
そのトヨタ自動車の平成30年3月期の決算内容は、下記のごとくであった。
売上高 29兆3795億円 前期は27兆5971億円で3.5%増
営業利益 2兆3998億円 前期は1兆9943億円で20.3%増
トヨタ自動車の売上高、営業利益共に増加である。日本経済は伸びている。
しかし、来期平成31年3月期の予想については、売上高のみの発表であるが、下記の数値である。
平成31年3月期予想売上高 29兆円 今期より1.3%ダウン
トヨタ自動車は来期の売上高は、今期よりも1.3%ダウンと予測する。横ばいの予測では無く、ダウンの予測である。
嫌な予感がする。
再来年は東京オリンピックである。来年はそのオリンピックの前年である。
オリンピックの前年は最も景気が良くなる年でもある。そしてオリンピック後に大不況が来ると云うことを、日本は前回の東京オリンピックで経験している。
トヨタ自動車が来年の売上高をダウンと予測することは、オリンピックによる景気は終わり、オリンピック前年で不景気に入るということの予測現れでは無いのか。
私が3月期決算発表を待っている会社がある。職業柄に関係するものであるが、それは下記会社である。
発表日
三井不動産 5月11日
三菱地所 5月14日
住友不動産 5月10日
帝国ホテル IRカレンダーの発表無し。いつか分からない。
鑑定コラム1652)「お父さん 工場が倒産してしまいました」
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