木曜日は大学の講義日である。
2019年4月11日から2019年度の前期授業が始まっている。
大人数が入る階段教室で講義をしている。
先週から、更地の取引事例比較法の求め方について話している。東急田園都市線青葉台駅より650mの住宅地に土地面積165uの画地を想定して、その更地価格を具体的に求める講義内容である。
来週からは、土地残余法、そして還元利回りの求め方の話を計画している。
前期中には、地価コンケープ説から回帰分析による土地価格の求め方、借入金返済を含めたDCF法による貸ビル価格の求め方について話したい。
後期は地代・家賃の求め方の講義を予定している。
大学の講義を終え、陽が落ち夜が始まる頃家に着き、パソコンに向かった。
昨日の鑑定コラムに記事を書いたが、その内容についてまだ興味をひきづっており、中古本の『民事再生法と資産価格』の共著の売れ行きを見てみた。
僅か一日の違いであるから変動は無いだろうと、余り期待せずにパソコンを見ると、あるべき1,411円の金額が無く、そこには1,318円の金額が表示されている。
「あれ?
どうしたんだろう? 1,411円はどこに行ってしまったのか。
売れてしまったのであろうか。」
売出中の内容を見てみると、1,318円の他に、1,867円が加わっている。
1冊消えて2冊入っている。
売り出されているのは6冊であり、その価格は、2019年5月16日午後8時20分現在、送料別で、1,318円、1,867円、2,000円、3,464円、6,300円、7,307円である。
中古本とはいえ、共著をお買い頂いた方に感謝いたします。
鑑定コラム1916)「『民事再生法と資産価格』のはしがきと目次」
鑑定コラム1919)「2冊消え1冊入る民事再本」
▲