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2019年10月1日から、消費税が8%から10%と+2%アップした。
消費税の+2%アップに対して、株価はどう反応するか見ていた。東京証券取引所の一部上場日経平均株価の、前日と当日の各終値株価は、下記である。
2019年9月30日(水) 21,755.84円
2019年10月1日(木) 21,885.24円
消費税実施前と実施後の1日の株価の動きは、+129.40円のアップである。
日経平均株価は、消費税2%アップに対して、+129.40円のアップを示した。
株式は消費税アップを歓迎なのかと思ってしまう。
そんなはずは無かろうと、日経のザラ場記事を読むと、日経ウエブでは次のごとく記す。
「2019/10/1 15:19 東証大引け 3日ぶり反発 短観が支え 消費増税の影響は限定的」の見出しで、ザラ場状況を描写する。
日銀が10月1日に発表した景気動向の「短観」の株価影響が大きく、消費税の増税は「限定的」に留まったというようである。
日経ウエブのザラ場記事は、次のごとく記す。
「日銀が朝方発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で景況感が予想ほどは悪化しなかったのも投資家心理を明るくした。きょうから消費税率が10%に引き上げられたが、小売株などへの影響は限定的だった。」
消費税2%のアップは、前々から発表されており、その影響はもう株価に織り込み済みで目新しさは無いのであるが、しかし影響ゼロと断定する訳には行かず、株価は「限定的」という表現にして、濁したのかもしれない。
私は消費税は+2%とはいえ、日本経済に与える影響は大きいと思う。
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