2020年09月08日の時事通信は、岩佐幹三金沢大学名誉教授の訃報を次のごとく伝える。
「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)顧問で、代表委員を務めた広島の被爆者、岩佐幹三(いわさ・みきそう)さんが7日午前3時19分、膵臓(すいぞう)がんのため、千葉県船橋市の自宅で死去した。91歳だった。」
そして、「オバマ米大統領(当時)の広島訪問にも立ち会った。」と伝え、その写真を載せる。
50余年前、大学の3年生の頃であったか、岩佐教授の授業を受けた。その頃は助教授であったかもしれない。
西洋政治思想の講義では無かったろうか。どういう講義内容であったかはすっかり忘れてしまったが、親しみ易く、気楽に話出来る教授であった。
講義中に原水禁の話など一言も聞いた事は無かった。自身が被爆者であった事を講義で話されたことは無かった。
その後、金沢大学法学部長になられた。
賀状のやりとりはしていたが、船橋市に引っ越して来られたということを知り、一度訪問して見ようかと思っていたが、賀状のやりとりだけで終わってしまった。
訃報を悲しむ。
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