昨日の鑑定コラム2299)「鑑定コラム942)が訪問者記事トップになっている」で、武漢発新型コロナウイルス感染による会社出勤7割減の政府要請により、勤務形態が変わりつつあり、その一つの形態として別荘からのテレワーク勤務が生じ、或いは願望が生じているのでは無いのかと述べた。
その証拠の一つとして、「別荘からのテレワーク」の言語がネットでどの位使用されているか件数を調べた。グーグルで言語検索したところヒットした件数は、476万件であった。「箱根別荘とテレワーク」は40.9万件ヒットした。
翌日である今日2021年9月20日に、別荘におけるテレワークが、どれ程広がり浸透しているのかということを、グーグルのヒット件数で見て見ることにした。ヒット件数が多い事は、それが広がり、浸透していると判断される。
「別荘からのテレワーク」のヒット数は482万件であった。昨日と同じ件数では無い。昨日より増えている。
「箱根別荘とテレワーク」のヒット件数も昨日より増えて、41.7万件であった。
「〇〇別荘とテレワーク」の言語で、グーグルで検索して見た。検索ヒツト件数は下記の通りである。
箱根別荘とテレワーク 41.7万件
那須別荘とテレワーク 35.4万件
軽井沢別荘とテレワーク 13.4万件
東京を取りまく3つの代表的な別荘地とテレワークのヒット件数を見ると、箱根がトップである。那須が軽井沢の2.5倍以上のヒツト件数である。
那須の別荘地の方が、価格が安く会社員が取得するには手頃であるためか。
伊豆方面を見ると、下記である。
熱海別荘とテレワーク 41.5万件
湯河原別荘とテレワーク 13.8万件
伊豆別荘とテレワーク 64.1万件
熱海は新幹線という交通の便とマンション別荘の要因が関係しているのでは無かろうかと思われる。
安倍晋三前首相がよく利用していた河口湖別荘地をみると、
山中湖別荘とテレワーク 23.5万件
河口湖別荘とテレワーク 25.5万件
である。
JR中央線の信州の別荘地を見ると、
蓼科別荘とテレワーク 19.6万件
である。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」で始まる川端康成の『雪国』の湯沢の別荘は、
湯沢別荘とテレワーク 19.1万件
である。トンネルをでるとニョキニョキと聳えるワンルームのマンション群の別荘と思われる。
軽井沢の「軽井沢別荘とテレワーク」が13.4万件は少ないでは無いかと思い、「旧」を付けて「旧軽井沢別荘とテレワーク」で検索したところ13.2万件ヒツトした。
それならば、私の別荘地鑑定評価において切っても切れない思い出のある「三井の森別荘とテレワーク」では、どの位ヒットするのかと思い検索したところ、なんと28.5万件のヒットである。「軽井沢別荘とテレワーク」の倍の件数である。
不動産業者の三井不動産の名前が出た事から、別荘事業に力を入れている東急不動産の「東急リゾート別荘とテレワーク」で検索したところ、ヒット数は28.4万件である。
三井の森別荘とテレワーク 28.5万件
東急リゾート別荘とテレワーク 28.4万件
「三井の森別荘とテレワーク」のヒット数と「東急リゾート別荘とテレワーク」のヒット数がほぼ同じである。
では、北海道のリゾート地はどうであろうかと思い検索して見た。下記である。
ニセコ別荘とテレワーク 33.3万件
何故、ニセコに人が引き寄せられるのか。
鑑定コラム2299)「鑑定コラム942)が訪問者記事トップになっている」
鑑定コラム2301)「箱根の別荘地の価格(2021年9月)」
鑑定コラム2302)「箱根仙石原の別荘地の県基準地価格」
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