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2022年7月10日(日)に、2022年参議院選挙が行われた。
参議院議員の半数248議席の改選選挙であった。結果は下記である。
(与党)
獲得議席 改選前比較
自民党 63 +8
公明党 13 -1
計 76 非改選 70 合計 146
(野党)
立憲民主党 17 -6
日本維新の会 12 +6
共産党 4 -2
国民民主党 5 -2
その他 11
計 49 非改選 53 合計 102
日経平均株価は、2万6812円30銭で終えた。前日比295円11銭高となった。
株式投資家は、大きくは無いが、岸田内閣の政策にOKの支持を表明した。
7月11日の日経ウエブの株概況氏は、次のごとくザラ場を伝える。
「上げ幅は前場に一時500円を超えた。参院選で自民党が圧勝したことで岸田文雄首相の政権運営が円滑になり金融・経済政策に専念できるとの期待が高まり、幅広い銘柄が買われた。」
そして、りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャーの、次の言葉を伝える。
「安倍晋三元首相の事件は衝撃だったが、参院選の結果に投資家は安心した。岸田首相は投資家に寄り添う姿勢を見せており、投資方針を変更する必要はない。」と。
上記で述べられている「安倍晋三元首相の事件」とは、下記のことである。
参議院選挙中の7月8日の午前11時半頃、奈良市大和西大寺駅前の交差点広場で選挙応援演説をしていた元首相の安倍晋三氏(67歳)が、1人の自作銃を持った男に背後至近から撃たれた。
奈良県立医科大学附属病院にヘリコプターで運ばれたが、午後5時過ぎに死亡が確認された。
元首相安倍晋三氏を射殺した犯人の男は、現場ですぐ逮捕された。
警察の取り調べによれば、犯人の母が、ある宗教にのめり込み、その宗教団体への寄付によって財産を全て失い、悲惨な人生を送らされた恨みから、その宗教団体にメッセージなどを送っていることからつながりがあると思い安倍晋三氏を射殺したと述べていると警察は発表した。
宗教法人の名前をテレビ・新聞は一切発表しなかったが、11日午後2時に宗教法人の代表が記者会見しテレビで放映されると知り、その会見を見た。
宗教法人の名前は、現在は名称変更されているが、旧統一教会という韓国の宗教法人であった。
自民党の議員の少なからずの人は、韓国の旧統一教会とつきあいがあると云う噂を以前から聞き、私は苦々しく思っていたが、旧統一教会に恨みを持つ男によって、まさか元首相の安倍晋三氏が、射殺される事態が引きおこされるとは思ってもいなかった。
全国の弁護士約300人で構成する「全国霊感商法対策弁護士連合会」は、昨年(2021年)9月、安倍元首相の旧統一教会へのメッセージについて「公開抗議文」を送付していたようである。この弁護士達の「公開抗議文」を、安倍元首相はどの様に読んだのであろうか。
これから、自民党の議員達は、韓国の旧統一教会と、どう対応していくのであろうか。じっくりと見ていよう。
イヤな2022年参議院選挙であった。
鑑定コラム2320)「総選挙 岸田内閣勝利 東証株価754円高」
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