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2610) 鑑定コラム218)「330億円のホテルの売買」が読まれている

 鑑定コラム218)「330億円のホテルの売買」 が読まれている。何故であろうか。

 そのコラム記事の内容は、日本経済新聞が2005年5月20日に掲載した京浜急行電鉄株式会社が330億円で、「ホテル グランパシフィック メリディアン」を売買取得したことについて記したものである。

 京急の330億円の金額は高すぎ、143億円が適正価格であると記した。

 ところが、11年後の2016年4月26日の日本経済新聞が、ヒューリックがそのホテルを600億円で購入するという事を報じたことから、追記としてその事を記したコラムである。

 鑑定コラム218)は、2005年6月5日に発表されたコラムである。今から18年前に発表されたコラムである。

 発表した時は、それなりに読まれていた記事であるが、それが18年後になって、にわかにアクセスがある事の理由が、私にはさっぱり分からない。

 新型コロナウイルス感染によって、ホテルは甚大な被害を受けた。

 帝国ホテルの2021年3月期は、東京本社のホテル稼働率は14.9%まで落ち込み、帝国ホテル全体の営業損益が79億円と膨大な赤字となった。

 プリンスホテル、阪急ホテルなどでは、所有ホテル売却が一部なされた。

 2023年4月には、ホテルの「ユニゾイン」、「ホテルユニゾ」を経営しているホテル会社の持ち株会社であるユニゾホールディングス株式会社が、負債1262億円で倒産した。

 ホテル業界は売上高減で大変な業界である事は、十分理解しているが、その事と、私のホームページの鑑定コラム218)が、突然のごとく訪問者が多くなった事とは結びつかないであろう。

 過去2年の3ヶ月毎の鑑定コラムのアクセス統計を調べて見ても、鑑定コラム218)は、アクセス上位20位に一度も顔を出していない。

 ちなみに2021年〜2023年4月の各3ヶ月の鑑定コラムアクセストップの記事を記すと、下記である。

    2021年4月1日    鑑定コラム398)「最悪の2008年の箱根駅伝」
    2021年7月1日    鑑定コラム61)「地代と公租公課倍率法」
        2021年10月1日  鑑定コラム942)「箱根の別荘地の売れ行きは悪いようだ(2012年夏)」

2022年1月1日 鑑定コラム61)「地代と公租公課倍率法」 2022年4月1日 鑑定コラム942)「箱根の別荘地の売れ行きは悪いようだ(2012年夏)」 2022年7月1日 鑑定コラム1755)「還元利回り、期待利回りの求め方」     2022年10月1日  鑑定コラム271) 「地先権」
2023年1月1日 鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」 2023年4月1日 鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」

 2023年1月1日、4月1日の3ヶ月のコラムアクセス統計の1位は、「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」である。このコラム記事の内容は、ホテルの建築費で、ホテル関係の内容の記事である。

 ホテル建設に伴い、鑑定コラム218)を訪れる人が増えたのであろうという推測はできる。

 それともう一つ、鑑定コラム218)「330億円のホテルの売買」のコラムアクセスが多いということは、その事実から、ホテルの売買が、現在盛んになっているのでは無かろうかと推測できる。

 しかし、それを裏づけるデータを私は持っていない。
 

  鑑定コラム218)
「330億円のホテルの売買」

  鑑定コラム2618)「鵜野和夫先生の訃報、お別れ会への記事アクセスが上位に 令和5年7月1日アクセス統計」


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