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294) 第77回大リーグオールスターゲーム2006年

 サッカーワールドカップ2006・ドイツ大会が終わるのを待ってたかの様に、アメリカ大リーグの1年に一回のお祭りであるオールスターゲームが、2006年7月12日に行われた。

 第77回というから野球の歴史を感じさせる。

 今年はパイレーツの本拠地のピッツバーグで行われた。
 大リーグチームは30チームあるから、30年に一回しか本拠地ファンはオールスターゲームを身近に見ることが出来ない。

 昨年イチローはオールスターに選ばれたが、ファン投票によるものでは無かった。

 今年はファン投票によって、アメリカンリーグの3人の外野手のうちの一人に選ばれた。
 3人の外野手はファン獲得投票順で行けば、1位はレッドソックスのマミー・ラミレス、2位はエンゼルスのブラディミール・ゲレーロ、3位はマリナーズのイチローである。

 ファン投票の他に、大リーグの選手達が選ぶ投票があり、大リーグの選手達が選ぶ投票では、イチローはア・リーグの外野手部門ではトップである。

 大リーガー達は、外野手で最も優れた選手はイチローと認めたのである。
 これはイチローの大リーグ生活の中で最高の勲章では無かろうか。

 現在イチローは150安打で、安打数では大リーグトップである。
 打率は0.346でア・リーグの3位、盗塁数は34個でア・リーグの2位である。

 過日も、久しぶりにイチローしか出来ない芸当の安打を衛星生放送で見た。
 キャッチー前内野安打である。

 急速150q台の投手のボールを、捕手の前に打ち転がし、内野安打にすることなど信じがたい現象である。
 大リーガーの内野手達が、唖然としている姿を見るのは痛快である。
 遠くにいる外野手達は、捕手前の内野で打球がどういう動きをしているのか、さっぱり判らなく、かつどうして捕手前の打球で一塁セーフになるのか合点が行かないのでは無かろうか。それを考えると実に愉快である。

 2006年のオールスターの先発メンバーを記しておく。
 先発メンバーは辞退した選手を除き、ファン投票でポジションごとに第1位に選ばれた選手が先発メンバーとなる。外野手はポジションに関係なく上位3人である。

(アメリカンリーグ)

 1番  右翼手  イチロー (マリナーズ)
  2番  遊撃手  デレック・ジーター (ヤンキース)
  3番  一塁手  デービット・オルティーズ (レッドソックス)
  4番  三塁手  アレックス・ロドリゲス (ヤンキース)
  5番  左翼手  ブラディミール・ゲレーロ (エンゼルス)
  6番  捕手   イワン・ロドリゲス (タイガース)
  7番  中堅手  バーノン・ウエルズ (ブルージェイズ)
  8番  二塁手  マーク・ロレッタ (レッドソックス)
  9番  投手   ケニー・ロジャーズ (タイガース)

(ナショナルリーグ)
 1番  左翼手  アルホンソ・ソリアーノ (ナショナルズ)
  2番  中堅手  カルロス・ベルトラン (メッツ)
  3番  一塁手  アルバート・プホルス (カージナルス)
  4番  右翼手  ジェイソン・ベイ (パイレーツ)
  5番  遊撃手  エドガー・レンテリア (ブレーブス)
  6番  三塁手  デービット・ライト (メッツ)
  7番  二塁手  チェイス・アトリー (フイリーズ)
  8番  捕手   ポール・ロデューカ (メッツ)
  9番  投手   ブラッド・ペニー (ドジャース)

 ゲームは3対2でア・リーグが勝った。
 イチローは3打数0安打で、いいところ無し。

 初回、ナ・リーグの投手ブラッド・ペニーは、ア・リーグの1番・2番・3番の打者を連続三振に打ち取る快挙を行った。

 1番は打率3位で安打数は大リーグ1位のイチロー、2番は打率2位のジータ、3番は現在ホームラン34本を売ってホームラン1位のオルティーズである。

 このア・リーグを代表する強打者3人を、連続三振にしとめた。見事である。
 球速は99マイルである。時速160kmを少し切る速さである。

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