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大リーグのマリナーズに所属するイチローの2007年のシーズンは終わった。
大リーグの2007年チャンピォンは、アメリカン・リーグのボストン・レッドソックスが優勝した。
日本の西武ライオンズからレッドソックスに入った投手の松坂は、15勝12敗の成績であった。ワールドシリーズでは、シーズン中と同じく4人のローテーション投手に入り、優勝に貢献した。
とはいえ、ラミレス、オルティーズという大リーグを代表する2人の強打者のいるチームで、松坂は15勝しか出来なかったことに対しては、私は不満足である。加えて12敗もするとは何事かと言いたくなる。
しかし、入団1年目で優勝するとは運の良い男だ。
イチローの属するマリナーズは、一時西地区で首位チームになるかと思われたが、首位を意識した途端にチームはガダガタになって下位に転落してしまった。
イチローの2007年の成績は、下記の通りである。
打撃 アメリカン・リーグ2位 0.351
安打数 大リーグ1位 238本
盗塁 アメリカン・リーグ4位 37盗塁
そして7年連続の外野手部門でのゴールドグラブ賞を得た。
2007年アメリカン・リーグのゴールドグラブ賞の受賞者を記しておく。
ゴールドグラブ賞とは何かといえば、その守備位置で大リーグのアメリカン・リーグの中で最高の守備技術を持つ選手と言うことになる。ピッチャーのサンタナで言えば、防御率3.33、奪三振235個、15勝の成績である。防御率、奪三振、勝利数から見てバランスのとれたリーグの最高の投手ということである。
下記9人のメンバーで守備を組んだチームは、エラーが殆どゼロ、失点は例えで言えば、160試合余のゲームを行っても、最高失点3点台内で収まるというリーグ最高のチームメンバーということを意味する。
そうしたアメリカン・リーグ最高の守備を誇るチーム編成メンバーの中に、日本人のイチローがいると言うことは、嬉しいことでは無いのか。
投手 ヨハン・サンタナ(ツインズ)
捕手 イワン・ロドリゲス(タイガース)
一塁手 ケビン・ユーキリス(レッドソックス)
二塁手 プラシド・ポランコ(タイガース)
三塁者 エイドリアン・ベルトレ(マリナーズ)
遊撃手 オーランド・カブレラ(エンゼルス)
外野手 イチロー(マリナーズ)
トリー・ハンター(ツインズ)
グレーディ・サイズモア(インディアンス)
イチローは155試合出て、アシスト8個、失策1で守備率は9割9分8厘という。
外野飛球で、タッチアップして三塁から本塁に猛然と滑り込む走者を、外野手が外野からのレーザービーム送球で、本塁上でアウトにするというスリリングなクロスプレーを見るのは野球の醍醐味である。
7年連続のゴールドグラブ賞受賞者は、イチローとハンターの2人のみである。
受賞回数の最高はイワン・ロドリゲスの13回である。
マリナーズに入ってマスクをかぶる城島は、守備も打撃も良いが、イワン・ロドリゲスの肩にはかなわない。イワンを抜いていつの日か捕手のゴールドグラブ賞を獲得して欲しい。
その前にレッド・ソックスのバルテックを追い越す必要があるが。
サイズモアというインディアンスの若い選手が、初めて外野手でゴールドグラブ賞を得た。ゲームでのサイズモアの動きを見ていると、走攻守で、なにかピカッと光るものが見える。今後伸びそうなプレイャーではなかろうかと思われる。期待したい。
ヤンキースからは、ゴールドグラブ賞受賞者は誰も選ばれなかった。
2006年の大リーグゴールドグラブ賞の受賞者についての記事は、下記鑑定コラムにあります。
鑑定コラム321) 「2006年大リーグ(ア・リーグ)ゴールデングラブ賞」
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