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321)2006年大リーグ(ア・リーグ)ゴールデングラブ賞

 2006年の大リーグは終わった。
 大リーグのマリナーズのイチローは日本に帰って来た。
 彼が主催する少年野球大会のイチロー杯に姿を見せた。

 大リーグのアメリカン・リーグの2006年ゴールドグラブ賞が発表され、イチローは6年連続で、3人の外野手部門で選出された。ファンとして、また日本人として嬉しいことである。
 ゴールドグラブ賞は守備のベストナインである。

 2006年の歴史の記録としての意味も有り、選出された9人の名前を下記に記す。

   投手      ケニー・ロジャーズ(タイガース)  
   捕手      イワン・ロドリゲス(タイガース)  
      一塁手          マーク・テシェイラ(レンジャーズ)
      二塁手          マーク・グラジラーネーク(ロイヤルズ)
      三塁手          エリック・チャベス(アスレチックス)
      遊撃手          デレック・ジーター(ヤンキース)
      外野手     イチロー(マリナーズ)
                      トリー・ハンター(ツインズ)
                      バーノン・ウェルズ(ブルージェイズ)

 外野手のイチロー、トリー・ハンターは6年連続の受賞である。捕手のイワン・ロドリゲスは12度目の受賞である。

 イチローの今年の成績は、上記ゴールドグラブ賞受賞のほか、オールスターファン投票選出、6年連続200本安打等がある。
 打率は一時首位打者争いに加わったが、夏以降何が原因したか突然打撃不振に陥り、結局3割2分2厘の打率で6位で終わった。

 しかし安打数は最多安打224本でア・リーグトップである。いや大リーグでトップの安打数である。
 盗塁は45盗塁でリーグ3位である。盗塁王はデビルレイズのクロフォードの58個であるが、クロフォードの盗塁を見ていると、本人は一所懸命走っているのであろうが、何だか一所懸命走っていると思われなく、リズミカルにホイホイと走っているごとくで、見ている方も楽しくなる。

 来年(2007年)は、日本のプロ野球を代表する投手である西武ライオンズの松坂大輔が、レッドソックスに入団する。
 宿敵ヤンキースを倒すためかレッドソックス球団は、松坂を獲得した。
 その移籍金が60億円、年俸は6年間で61億円という。2006年の日米ストーブリーグを騒がせてくれた。
 もの凄い金額で松坂は大リーグ入りする。

 これだけの金額で迎えられるのであるから、松坂は最低は15勝で、オルティーズ、ラミレスと対戦しないことを考えれば、18勝以上しなければ、ボストンのファンの罵倒にいじめられることになる。
 一球、一球大切にして、名捕手バルテックの指示通りに投げて欲しい。
 味方打線はオルティーズ、ラミレスと強烈なホームラン打者が居り必ず援護してくれる。
 ベーブルースを彷彿させてくれるホームラン打者オルティーズと対戦しなくて良いというだけで、勝利数は他のチームの投手と較べて確実に3、4勝は増える。
 
 北朝鮮の核開発・拉致問題について協議する為に、6カ国会議で北京入りしていたアメリカの担当者であるヒル国務次官補が、6カ国会議内容を報告する記者会見中に、レッドソックスが松坂との入団交渉権を得たということを聞き、会見中に松坂についての話のやりとりになるというハプニングの珍現象がテレビで流された。

 帰りに日本の成田空港に一時立ち寄ったときには、ヒル国務次官補は、西武ライオンズの野球帽子を被っているのである。松坂を手放す西武ライオンズに感謝する心憎いばかりの演出である。
 ヒル国務次官補は、熱狂的なレッドソックスファンの様だ。
 レッドソックスに入る前から、これだけファンに愛される松坂も幸せ者だ。

 日本のプロ野球選手として、大リーグへの道を開いてくれた野茂英雄投手に、感謝しなければならないであろう。年俸の3%程度は、野茂に謝礼しても良いのではないかと私は思う。


 2007年の大リーグゴールドグラブ賞の受賞者についての記事は、下記鑑定コラムにあります。
 鑑定コラム387) 「イチローの2007年は終わった」


 鑑定コラム616)「イチローの2009年は9年連続ゴールドグラブ賞で終わった 」

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