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404)東京から旭川への超速宅急便

 2008年2月3日(日曜日)朝、起きて家の窓から外を見たら、外の地面は白かった。木々は白い綿帽子をかぶっていた。雪が降っていた。
 東京に今冬初めての雪である。

 テレビのニュースの交通情報では、空港の閉鎖が続き、欠航便が出ていると報じる。
 「これはまずい。」
とすぐ思った。

 それは、昨日2月2日土曜日午後の中頃に、翌日の3日日曜日中に着く事を約束する飛行機を利用する超速宅急便を使って旭川に書類を送ったのである。

 もし飛行機の欠航によって、3日の日曜日中に書類がつかないと、4日の月曜日の9時から始まる依頼者の会議に間に合わなくなる。
 4日月曜日9時から始まる会議の議題の中の重要書類であり、それが無いと会議が進まない。

 「日曜日の3日中に着くであろうか。
 飛行機の欠航で間に合わなかったとしたら、依頼者に大変迷惑がかかる。
 大丈夫で有ろうか。
 運送会社は、約束通り書類を届けてくれるであろうか。」
と心配になった。

 3日の10時頃、運送会社のホームページの荷物配送状況を知るために、送付した時に受け取った伝票の番号を入力して、送付書類はどうなっているのか調べることにした。

  まさか未だ羽田空港に留まっていないだろうと思いながら、送付荷物の12桁の番号を入力したところ、何と、荷物は旭川の当該運送会社の配送センターに既に到着しているという記録が出てきた。

 「もう旭川に着いているのか。
 ならば、3日の今日の夕方までには依頼者の所に確実に届く。
 明日の9時からの会議には間に合う。」
と安堵した。

 3日の夕方5時過ぎに再度、運送会社のホームページで、荷物は配達されたのか確かめてみた。

 パソコンのモニターに次のごとくのメッセージが示された。

 伝票番号  ****−****−****
 このお荷物はお届けが済んでおります。
 商品名 超速宅急便
  荷物状況  発送    2008年2月2日 15:43  東京****配送センター 
              配達完了    2008年2月3日 15:32  北海道****配送センター

 いやはや、24時間で、東京から北海道旭川まで送った荷物は、確実に送付先に届けられていた。

 荷物追跡システムがここまで行き渡っているとは、実体験して、その凄さに脱帽する。

 運送するために預かった荷物から、ミカン2個を抜き取りした社員を、即刻経営者は解雇したという伝説を持つ運送会社である。

 旭川の依頼者に確認のため電話したところ、
 「午後4時前頃に書類を確かに受け取りました。どうも有り難うございました。」
という返事をもらった。

 雪で飛行機の欠航便が出ているにもかかわらず、約束の時間内に荷物を届けてくれた運送会社並びに配送に携わった人々に感謝する。

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