横浜青葉台にある大学は、一年間の講義は終わり、2008年4月の新年度からの新入生を迎えるための入学試験で忙しい。
ある大学で、不動産鑑定評価を学生に教えている客員教授が、講義受講の学生に学年末のレポート課題の内の1つとして、下記の課題を出した。
不動産鑑定士の二次・三次試験に合格して、胸をふくらませて不動産鑑定士になられた人、ものは試しと課題に挑戦されたらいかが。
出来なかったら不動産鑑定士失格、不動産鑑定評価の価格分析にも違う分野が有ると認識し、再勉強されたい。
(課題)
田園都市線青葉台駅勢圏に、下記の主として道路幅員6.5mに面する住宅地の土地の取引事例がある。駅距離と土地価格の間に関係があると思われるが、回帰分析によって、青葉台駅800mにある土地の平方メートル当り価格はいくらか求めよ。
青葉台駅より100m離れるにつれて土地価格は平方メートル当りでいくら下落するか求めよ。
土地価格をY、青葉台駅距離をXとしてデータをグラフ用紙に印し、エクセルの回帰分析のソフトを使用して、回帰式から求めよ。
(土地取引事例)
番号 | 所 在 | 土地面積平方メートル | 平方メートル当り価格円 | 青葉台駅距離メートル |
1 | しらとり台17-54 | 190 | 276000 | 1000 |
2 | 松風台38-8 | 227 | 251000 | 1300 |
3 | 青葉台2-8-5 | 276 | 328000 | 450 |
4 | さつきが丘15-26 | 171 | 247000 | 1400 |
5 | つつじヶ丘15-15 | 277 | 298000 | 700 |
6 | 桜台46-14 | 174 | 269000 | 1300 |
7 | 青葉台1-21-22 | 230 | 327000 | 620 |
8 | 榎ケ丘1-28-27 | 210 | 263000 | 1000 |