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405)ある大学の不動産鑑定の1つのレポート課題

 横浜青葉台にある大学は、一年間の講義は終わり、2008年4月の新年度からの新入生を迎えるための入学試験で忙しい。

 ある大学で、不動産鑑定評価を学生に教えている客員教授が、講義受講の学生に学年末のレポート課題の内の1つとして、下記の課題を出した。

 不動産鑑定士の二次・三次試験に合格して、胸をふくらませて不動産鑑定士になられた人、ものは試しと課題に挑戦されたらいかが。
 出来なかったら不動産鑑定士失格、不動産鑑定評価の価格分析にも違う分野が有ると認識し、再勉強されたい。

 (課題)
 田園都市線青葉台駅勢圏に、下記の主として道路幅員6.5mに面する住宅地の土地の取引事例がある。駅距離と土地価格の間に関係があると思われるが、回帰分析によって、青葉台駅800mにある土地の平方メートル当り価格はいくらか求めよ。
 青葉台駅より100m離れるにつれて土地価格は平方メートル当りでいくら下落するか求めよ。
 土地価格をY、青葉台駅距離をXとしてデータをグラフ用紙に印し、エクセルの回帰分析のソフトを使用して、回帰式から求めよ。

   (土地取引事例)

番号 所  在 土地面積平方メートル 平方メートル当り価格円 青葉台駅距離メートル
1 しらとり台17-54 190 276000 1000
2 松風台38-8 227 251000 1300
3 青葉台2-8-5 276 328000 450
4 さつきが丘15-26 171 247000 1400
5 つつじヶ丘15-15 277 298000 700
6 桜台46-14 174 269000 1300
7 青葉台1-21-22 230 327000 620
8 榎ケ丘1-28-27 210 263000 1000

 上記課題で8件の土地取引事例としてあるが、それは実際は取引事例では無く、平成19年1月1日時点の国土交通省が発表している地価公示価格である。


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