19ミリ異形棒鋼がトン7.8万円(東京高値)になった。(2009年2月11日 日本経済新聞商品市況)
長い間トン8.0万円の価格が続いて居たが、2月10日の取引で8万円を割り、7万円台に突入し、7.8万円の市場取引相場になった。
中休みの状態であった鋼材相場が動き出した。
大阪の市場はトン7.1万円である。
従前は大阪市場の方が東京市場よりも高い価格をつけていたのであるから、その慣行に従えば、東京市場はまだまだ値下がりすると思われる。
2009年2月18日現在トン7.8万円であるから、しばらくトン7.8万円付近の価格水準を付けて、7.5万円、7.3万円になりそして7万円を割り、いずれ鋼材の値上がり始めたトン6万円台の水準に戻るのでは無かろうかと私は思う。
私の経済経験則から言えば、鋼材価格は土地価格の遅行指数であることから、土地価格は現在下落していると判断される。
顧問先の会社から、年間家賃収入1400万円の9階建の中古貸ビル一部が、当初売出し価格4億円の物件を2億円にするから買ってくれないかという案件が舞い込んできたが、どうしたものかという相談がFAXされてきた。
さあどの様に顧問先に返事して良いものか。
そんな中古貸ビル一部の物件は、購入の検討に値しないから話など聞くなと社長に伝えようか。
鑑定コラム391)「鉄筋鋼材の値上がりが激しい」
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