○鑑定コラム
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ
長野県不動産鑑定士協会発行の『鑑定しなの』15号に、論文寄稿することになった。
同誌は、2009年2月発刊された。
寄稿論文の課題は、「長野県各市の住宅地の還元利回り(2008年)」である。
内容は、長野県19市の住宅地の平均還元利回りを分析したものである。
長野県19市の各市の住宅地の利回りは、最低が上田市の4.2%、最高は安曇野市の6.1%であった。
最頻利回りは、5.0〜5.5%で7市であった。
一例を挙げれば、
長野市 5.1%
諏訪市 5.5%
小諸市 5.0%
等である。
上記利回りはキャッシューフローによるもの、即ち減価償却費を利回りに含んだ利回りである。
長野県の土地評価をする時には、参考になるのでは無いかと、自身勝手に思っている。
長野県の各市の住宅地の具体的な還元利回りを知りたい人、或いは同誌を希望する人は、長野県不動産鑑定士協会(電話 026-225-5228)に連絡されたい。
同誌は非売品であるが、残部があれば配布してくれるのでは無かろうかと思う。
『鑑定しなの』15号には、その他の論文が掲載されているが、長野県企画部企画課土地対策室執筆の『長野県の地価(電子地図版)について』の論文は、グ−グルマップを利用した地価情報システムを紹介している。
インターネットによって長野県内の地価調査価格、地価公示価格が地図上に明示される。
横浜市が行っている地価情報の公示システムと良く似ているが、長野県の地価を知りたい時には利用価値がある。
グーグルマップによる地図による地価情報とはどういうものか、一度見て知っておくことは損ではない。
下記アドレスで見る事が出来る。
http://www.chika.pref.nagano.jp/index.html
最後に、下記に『鑑定しなの』15号の表紙・裏表紙を紹介する。
表紙・裏表紙を飾る写真は、長野県不動産鑑定士協会会員で、軽井沢在住の不動産鑑定士高橋達幸氏の撮影によるものである。
高橋達幸氏の許可を得て、複写紹介する。
表紙の写真は長野県八千穂村のJR小海線八千穂駅前にある「奥村土牛記念美術館」という。
私は表紙の写真を見た一瞬、島崎藤村の藤村堂の写真かと思った。
良く似ている。
裏表紙は、冬季は交通閉鎖となる北八ケ岳の麦草峠近くにある白駒池秋の景色という。
写された風景以上の落ち着き、奥行の深さが、両写真から感じられる。
写真の構図、陰影はプロ並の腕前ではなかろうかと私には思われる。
社団法人長野県不動産鑑定士協会のホームページは、下記です。
http://www.nrknet.or.jp/
▲
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ