2009年8月22日土曜日の日本経済新聞に、「何でもランキング」の記事があった。
その記事で取り上げられていたランキングは、「夕日の美しい宿」であった。
どんな宿が夕日の美しい宿であろうかと、少し興味を持って記事を読むと、「あれっ !」と思うと同時に、びっくりしてしまった。
「何だこの宿は !
私が泊まった宿ではないのか !」
と思わず心の中で叫んでしまった。
私が不動産鑑定の仕事で疲れをとるために泊まり、露天風呂に入って、沈み行く夕日をぼんやりと眺め、疲れた体を癒すひとときを過ごした温泉宿が、日経の「夕日の美しい宿」のランキング1位に選ばれた宿とは。
今からおよそ2年程前であったか。
3市町村にまたがって30数ヶ所の不動産を、一日掛けて車で案内者と回った。 さすがに疲れてしまった。
案内者に温泉に浸かって体を休めたいと言ったところ、案内者は1軒の温泉宿に連れて行ってくれた。
その宿が、今回の日経の「夕日の美しい宿」のランキング1位に選ばれた旅館であった。
日経新聞で選定発表されたことでもあることから、宿の名前はオープンにしても良かろう。
その宿は、新潟県村上市にある瀬波温泉の『汐美荘』であった。
「まんじゅう石」と「晶子の愛しの湯」も忘れられない。
晶子とは、与謝野晶子の晶子である。
私の『汐美荘』に泊まった記事は、下記鑑定コラム367)「瀬波温泉異常なし」で記してある。
一読して頂ければ。
「夕日の美しい宿」のランキング1位に選ばれた宿に泊まることが出来、その美しい夕日を露天風呂に入って見、12畳の和室で新潟の銘酒を飲みながら、障子を開け拡げて、日本海の水平線に沈み行く夕日が見られた幸せを想い出す。
『汐美荘』のホームページのアドレスは、下記です。
http://www.shiomiso.co.jp/index.shtml
鑑定コラム367)「瀬波温泉異常なし」
鑑定コラム1340)「柏崎・阿賀野に」