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763)平成22年分譲マンション0戸の県

 国土交通省が調査発表している「平成22年着工新設住宅戸数」によると、平成22年1月〜12月の1年間に、分譲マンションが1戸も分譲されなかった県、即ち分譲マンション0戸の県は、下記の6県である。

              青森県
              山梨県
              長野県
              鳥取県
              島根県
              高知県

 一方、東京、大阪の分譲マンション戸数は、下記の通りである。

              東京   32,064戸
              大阪   12,164戸

 平成22年だけでは、データ分析の比較による興味も深まらないことから、平成21年も調べてみる。

 国交省の平成21年の同様に調査によれば、平成21年1年間の分譲マンション0戸の県は、下記である。

              青森県
              石川県 
              山梨県
              岐阜県
              佐賀県

 平成21年の東京、大阪の分譲マンション戸数は、

              東京   22,200戸
              大阪   10,880戸

である。

 東京の分譲マンションは、平成21年から22年の1年間で、約1万戸(9,864戸)増加している。
 しかし、分譲マンション0戸の県は、逆に増えている。

 平成20年以前の分譲マンション戸数0県について調べてみると、平成16年以前は分譲建物の統計で、マンションと戸建住宅の区分がされていないので分からない。

 平成17年以降は下記の通りである。

 平成17年 0戸数の県無し
 平成18年 0戸数の県無し
 平成19年 0戸数の県無し
 平成20年 秋田県

である。

 分譲マンション0戸数の県が現れて来るのは、平成20年からで、平成20年が1県、21年が5県、22年が6県である。

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