○鑑定コラム
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アメリカの電力会社の最大手であるエクセロンは、電力会社のコンステレーション・エナジーを企業買収したと日本経済新聞(2011年4月30日)は報じる。
その日経の記事に依れば、売買価格は、79億ドル(約6400億円)という。
2010年のエクセロンの売上高は、186億ドルで、コンステレーション・エナジーは143億ドルである。
発電能力は、
エクセロン 2560万kw
コンステレーション・エナジー 780万kw
である。
売上高143億ドルの会社を、79億ドルで購入するのである。
売上高に対する売買価格の割合は、
79億ドル÷143億ドル=0.55
である。
売上高の約半分の金額が、売買価格ということになる。
一方発電能力と売買価格の関係を見ると、780万kwの発電能力を持つ電力会社を6400億円(1ドル=81円換算)で売買されたということである。
6400億円÷780万kw=8.2億円/万kw
1万kw当り8.2億円である。
1kw当りに換算すれば、
820,000,000円÷10,000kw=82,000円/kw
アメリカの電力会社は、1kw当り82,000円(1万kw当り8.2億円)で売買された。
この考えで行くとすれば、東京電力という企業の売買価格はいくらになるであろうか。
企業の価格は上場株式の株価で考えるべきで、上の様な考え方を、日本の産業の基幹である電力というエネルギーの最大の供給会社であり、日本企業の最高の会社の一つである東京電力に当てはめて、その企業の価格を考えるとはけしからんというお叱りを受けるかもしれないが、グローバルな考えとは、上の様な考え方でなかろうか。
物事はグローバルで考えろ、そうしないと日本企業は世界に通用しないし、太刀打ち出来ないと新聞・雑誌は良く説教し叱責するが、その考えを企業買収に当てはめれば、上の価格算出の考えを非難することは出来ないであろう。
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