2014年最後の鑑定コラムです。
本年1年間、マイナーな当鑑定コラムを訪問していただき有り難うございました。
感謝いたします。
黒田日銀の金融の超超超緩和によって市場に出たお金は、円安を招いた。
円安に依って、輸入の原材料高を招き、中小企業を苦しめている。
金融緩和のお金は、中小企業に行かず、多くが株式と不動産に廻ってしまった。
国内銀行の全産業への新規貸出額のうち、1/4が不動産業に流れるといういびつな貸出である。これで日本経済が活性化すると云うのであろうか。
株高と不動産のリートバブルを生みだしてしまった。
リートバブルの不動産業への国内銀行の新規融資額は、10兆円近くになってしまった。
バブル破裂寸前に来ている。
来年はどうなることであろうか。
リートバブルがはじけて、再再再度のいつか来た道を歩むことになるのか。
不動産は怖いと言うことが、未だ分からないかと言いたくなる。
バブルの破裂は避けて欲しい。
2015年も引き続き鑑定コラムを訪問していただければ幸いです。
実証性の切り口で、独創性ある記事を送るつもりです。
テレビからは、紅白歌合戦が放送中であり、歌手中島みゆきが高らかに歌い上げるNHKの朝の連続ドラマ「マツサン」の主題歌の「麦の唄」の唄が聞こえてくる。
来る2015年が良い年であることを願う。
(2014年12月31日午後11時04分)
鑑定コラム2520)「日銀長期金利をやっと上げる」
▲