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1357)銀行閉鎖

 銀行閉鎖? 
 日本のことでは無い。

 ギリシャの首相は、2015年6月29日月曜日にギリシャの銀行は業務停止、閉鎖させると、現地標準時の28日発表した。
 閉鎖は一日だけか、いつまで続くかは分からない。
 日本標準時の6月29日早朝のロイター、日経のウエブニュースが伝える。

 ギリシャ政府がデフォルトに陥りそうである。

 このニュースが伝わり、週明けの東証の日経平均株価は、2015年6月29日(月)9時56分現在、20,236円17銭で、前日比469.98円の暴落を示した。

 株価は何とか2万円台をキープしている。果たして維持出来るのか。

 欧州EUのユーロの統一貨幣の弱点が、暴き出されてきた。

 日本の株価、円、経済はどの様な影響を受けるのか。

 日本で銀行閉鎖が行われたのは、いつのことであったか。



****追記 2015年6月29日 午後6時31分

 2015年6月29日(月)の東証日経平均株価は、前日比 −596円20銭安の20,109円95銭で終わった。
 ギリシャ政府の金融不安の要因が、日本の株価に大きく影響を与えた。
 東証一部上場の時価総額(普通株式ベース)は、588兆7847億円である。



****追記 2015年7月6日 午後21時25分

 ギリシャ政府は、EUからの緊縮政策の要求に対して、2015年7月5日に国民投票を行った。

 EUが要求する緊縮策を受け入れるか、受け入れないかを国民の直接投票で決めるという方法をとり、5日の日曜日に国民投票した。

 国民投票の結果は、下記である。

         緊縮策受け入れに反対   61.31%
         緊縮策受け入れに賛成      38.69%

 日本時間の月曜日早朝にこの結果が分かった。

 この結果を受けて、東京の株式市場は、暴落で始まった。

 東証一部上場の日経平均株価の終値は、先週末比-427円67銭安の20,112円12銭で終わった。下落率は2%を超えて-2.08%であった。

 これでギリシャ問題は株価に折り込まれ、明日以降の株価の変動は違う要因で上下するか。

 それは私には分からない。

 ギリシャ人は借りた金を返す積もりがあるのか、無いのか。

 借金を踏み倒すと、ギリシャ人は、お金を借りても返さない国民ということになってしまうが。

                (鑑定コラム1361転載)


  鑑定コラム1361)
「ギリシャEUの緊縮策要求に対してノーの国民投票」


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