期間9年の国債金利は、2016年2月4日にマイナス金利になった。
2016年2月5日早朝に、財務省のホームページが回復し、閲覧出来る様になったので、9時半以降に「国債金利情報」を訪れたところ、前日2月4日取引された期間9年国債金利は、−0.002と発表されていた。
期間8年の国債に続いて、9年物の国債もマイナス金利になってしまった。
この調子では、長期国債の代表である期間10年国債金利も、マイナス金利になるのではなかろうかと思われてくる。
期間10年国債を長期国債の代表と云ったが、長期金利は期間10年の債券の金利をいうのではない。
長期金利は、期間1年以上の金融資産の金利を云うのである。通常、期間10年の金融資産の金利を長期金利の代表と扱っている。
短期金利は、1年未満の金融資産の金利を云うのである。
鑑定コラム1446)「期間8年国債までマイナス金利となる」
鑑定コラム1442)「期間1年、2年、3年、4年国債はマイナス金利となっている」
鑑定コラム1453)「歴史が作られた 期間10年国債がマイナス金利となった」
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