2016年4月14日午後9時26分頃、熊本県益城町(ましきまち)の地下深度10kmを震源とする震度7の地震が発生した。 マグニチュードの大きさは6.5である。
益城町は、熊本市の東隣の町である。阿蘇くまもと空港がある。
私は、阿蘇くまもと空港を利用したことがある。
空港まで時間が掛かり、
「熊本市内から、なんと遠くにあるのだ。空港というものは、利用する人が多い中心都市の市街地の近くに造るものであり、そうでないと空港の役割を果たさないのだが。」
と、レンタカー会社から借りた車を運転しながらぼやいたことを記憶している。
その空港のある町であるから、私は益城町に行ったことがあるということになる。
この震度7の地震で木造家屋が潰れ、その下敷きになって、9人の方が無くなった。うち8人が益城町の方、1人が熊本市の方である。
重傷の人も多く、死者は増えるかもしれない。
気象庁は「平成28年熊本地震」と命名した。
益城町の西隣にある熊本市にも、地震の被害がある。
死者が一人でた。そして現存する名城の一つである熊本城に被害が及んだ。
西暦1600年に、加藤清正が熊本城の天守閣を築いた。416年前である。その416年前に築いた天守閣の石垣が、今回の地震で大きく崩れた。天守閣の屋根も大きく損壊した。
過去400年間、熊本には、今回のごとくの大きな地震が無かったということである。
亡くなられた方々の冥福を祈る。
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