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1472)熊本地震で亡くなられた方の冥福を祈る

 2016年4月14日午後9時26分頃、熊本県益城町(ましきまち)の地下深度10kmを震源とする震度7の地震が発生した。 マグニチュードの大きさは6.5である。

 益城町は、熊本市の東隣の町である。阿蘇くまもと空港がある。

 私は、阿蘇くまもと空港を利用したことがある。

 空港まで時間が掛かり、

 「熊本市内から、なんと遠くにあるのだ。空港というものは、利用する人が多い中心都市の市街地の近くに造るものであり、そうでないと空港の役割を果たさないのだが。」

と、レンタカー会社から借りた車を運転しながらぼやいたことを記憶している。

 その空港のある町であるから、私は益城町に行ったことがあるということになる。

 この震度7の地震で木造家屋が潰れ、その下敷きになって、9人の方が無くなった。うち8人が益城町の方、1人が熊本市の方である。

 重傷の人も多く、死者は増えるかもしれない。

 気象庁は「平成28年熊本地震」と命名した。

 益城町の西隣にある熊本市にも、地震の被害がある。

 死者が一人でた。そして現存する名城の一つである熊本城に被害が及んだ。

 西暦1600年に、加藤清正が熊本城の天守閣を築いた。416年前である。その416年前に築いた天守閣の石垣が、今回の地震で大きく崩れた。天守閣の屋根も大きく損壊した。

 過去400年間、熊本には、今回のごとくの大きな地震が無かったということである。

 亡くなられた方々の冥福を祈る。
 

  鑑定コラム1473)
「宇土市庁舎が半壊  熊本地震」

  鑑定コラム1474)「平成28年熊本地震と東証株価」

  鑑定コラム1477)「熊本地震の住家被害 5659棟」

  鑑定コラム1478)「不動産鑑定士試験も熊本地震の影響を受ける」


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