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2018年2月2日のニューヨーク株式ダウ平均665ドルの下落を受けて、2月5日(月)の東京の株価は、暴落した。
日経平均株価は、前日(2月2日<金>)の終値に比し、592円45銭の暴落となった。終値は 22,682円08銭である。
ダウが665(ドル)、日経が592(円)と、数値が良く似た下落巾である。
日経平均株価リアルタイムチャート(https://nikkei225jp.com/chart/)で、2月5日の日経平均株価の動きを追ってみると、下記である。
9:00 22,953.47円
9:15 22,722.49
9:30 22,844.89
10:00 22,763.42
10:30 22,712.79
11:00 22,678.23
11:35 22,709.02
12:30 22,694.54
13:00 22,686.91
13:04 22,660.94
13:30 22,742.92
14:00 22,724.69
14:22 22,784.63
14:30 22,762.44
15:00 22,682.08
午前中の前場は、下落一方である。
午後の後場は、13時04分には22,660円まで下がるが、その後14時22分には22,800円近くまで急速に戻る。しかしその後は再び下落し、22,682円08銭で取引を終えた。
午後の13時04分の22,660円から14時22分に22,800円付近まで回復したのは、推測するに、この間に、日銀の上場投資信託(ETF)の買いが入ったのではなかろうかと推測する。
日銀のホームページの「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果」(最終更新日:2018年02月05日 https://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm)を見ると、
2月5日 ETF購入 731億円
と即日発表されている。
私は、日銀のETFの購入の仕組みは詳しくは知らない。
噂では、日銀は午前中の東証株価の動きを見て、購入するか否か検討し、購入する場合には、ある信託銀行に購入を委託し、後場、その信託銀行が各証券会社に購入銘柄を指定して購入注文を出すと聞く。
これは噂である。間違っているかもしれない。証券会社の人々はより詳しく知っているであろう。
とすると、日経平均が、午後の13時04分の22,660円から14時22分に22,800円付近まで回復したことの理由がわかる。
但し、これは私のあくまでも推測である。
さて、本日(6日)も日銀のETF購入が実施されるかどうか。
****追記 2018年2月6日 9:55 日経1,114円60銭の暴落
本コラムを6日の9時45分頃にアップして、今日(6日)の東京の株式はどういう動きをしているのだろうかと思い日経のウエブを見た。
2月6日9時48分現在 日経平均▲1,114円60銭の暴落の数値が表示されていた。
そしてNYダウは2月5日終値は、▲1,175ドル21セントの暴落である。
これは大変だ。
****追記 2018年2月6日 17:50 日経1,071円84銭の暴落
2月6日の日経平均は、NYダウが2月5日終値で、▲1,175ドル21セントの大暴落したことを受けて、▲1,071円84銭と暴落し、21,610円24銭で取引を終えた。
2日連続の大暴落である。
日銀のホームページの「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果」(最終更新日:2018年02月06日 https://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm)を見ると、
2月6日 ETF購入 731億円
と即日発表されている。
日銀は、今日(6日)も昨日に続いて、731億円と全く同じ金額で、ETFを購入している。
鑑定コラム1735)「2日NYダウ665ドルの暴落、5日月曜日の東証株価はどうなるか」
鑑定コラム1705)「日本の株価はこうして上がっているのか」
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