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1893)中野駅の乗車人数の増加が著しい 2013〜2017年度

 東京、新宿を別として、2013〜2017年度の間の中央線沿の駅乗車人数の増加の著しい駅は中野駅である。一日当りの乗車人数で1万人の増加である。

 2013年度と2017年度と比較して、乗車人数の増加上位8駅は、下記である。

   1位  東京駅   36,641人
      2位  新宿駅   27,600人
   3位    中野駅      10,322人
      4位    立川駅       6,697人
      5位  神田駅       6,351人
      6位    四ツ谷駅     5,177人
      7位  三鷹駅    4,689人
      8位  吉祥寺駅   4,031人

 中野駅の乗車人数の大幅増加は、明治大学と帝京平成大学の中野キャンパスの進出、早稲田大学国際コミュニティプラザが出来、栗田工業、キリングループの本社が、中野駅近くに移転してきたことによるものと思われる。

 明治大学中野キャンパスは2013年4月開校で、学生数は2159人である。

 帝京平成大学は、2013年4月開校で、学生数5240人である。

 早稲田大学国際コミュニティプラザは、2014年3月開校で、1階がオープン講座、2階以上は学生寮で872人である。

 栗田工業は本社を2012年10月移転である。

 キリングループの本社(キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社、メルシャン株式会社)の移転は2013年3月から順次である。

 キリンビールの本社が銀座から、中野駅近くに移転することは大きい影響力を与える。

 逆に乗車人数の減じた駅もある。下記である。

   1位  水道橋駅   1,789人
      2位  日野駅     1,432人
   3位    千駄ヶ谷駅    1,429人
      4位    信濃町駅        728人
      5位  代々木駅        81人

 日野駅を除く4駅は、何れも山手線内の山手にある駅である。知名度、居住環境も良く、何故駅乗車人数が減少するのか私には理解し難い。

 千駄ヶ谷、信濃町駅は、駅の目の前で東京オリンピックの国立競技場建設の真っ盛りである。地域環境が悪いとか、劣る地域ではない。

 駅乗車人数が減少しているのは事実であるから、それなりの減少する理由があるハズである。あいにくと私にはそれは分からない。

 下記に、JR東日本が発表した2013年度と2017年度の中央線駅の一日乗車人数と増減数一覧を記す。増減数の計算は田原による。()は減少である。


駅名 2017年度 2013年度 増減
東京 452549 415908 36641
神田 103940 97589 6351
御茶ノ水 105735 104737 998
水道橋 83531 85320 (1789)
飯田橋 93871 91196 2675
市ヶ谷 62333 58900 3433
四ツ谷 97608 92431 5177
信濃町 26180 26908 (728)
千駄ヶ谷 19015 20444 (1429)
代々木 69935 70016 (81)
新宿 778618 751018 27600
大久保 27404 24775 2629
東中野 40855 39554 1301
中野 148789 138467 10322
高円寺 51388 49236 2152
阿佐ヶ谷 45642 44298 1344
荻窪 89491 86032 3459
西荻窪 45214 42402 2812
吉祥寺 143313 139282 4031
三鷹 97413 92724 4689
武蔵境 68423 65331 3092
東小金井 31093 28908 2185
武蔵小金井 61858 59504 2354
国分寺 112800 108819 3981
西国分寺 29282 28394 888
国立 54134 53237 897
立川 167108 160411 6697
日野 27219 28651 (1432)
豊田 34844 30910 3934
八王子 85302 85191 111
  3254887 3120593 134294


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