○鑑定コラム
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国立市の2019年3月1日時点の人口は、国立市の発表によれば75,866人である。
そのうち60歳以上の人数は、21,791人である。
市人口に占める60歳以上の割合は、
21,791人
────── = 0.287
75,866人
0.287である。
5年前の2014年8月に鑑定コラム1237)「国立(くにたち)現象」を発表した。
そのコラム記事で、国立市の人口の60歳以上の占める割合を記した。下記である。
平成15年 21.0%
平成25年 26.9%
平成31年3月現在が、28.7%である。
国立市の住民の老齢化が進んでいる。 この状態で行けば、5年後には60歳以上の人の占める割合が30%を超えそうである。
市は、当然老齢化増加に対する対策を立てているであろう。税収が増えず、支出ばかり増えるという愚痴もあろうが、そうした点も含めて、モデルになる政策を行い、後日発表することもよいことでは無かろうか。
5年前のコラム記事で、国立駅の一日当り乗車人数の減少化を指摘した。
国立駅のその後の一日当り乗車人数を、JR東日本の発表によれば、下記である。
2003年度 55,245人
2013年度 53,237人
2014年度 52,518人
2015年度 53,274人
2016年度 53,712人
2017年度 54,134人
2014年度(平成26年度)まで、乗車人数は減り続けたが、翌年2015年度(平成27年度)から乗車人数は増え出した。
平成27年に国立市内で、国立駅乗車人数が増加に転じる要因として何があったのか。
それまで60歳以上の住民の増加と共に、国立駅の乗車人数は減少していた。
しかし、平成27年には、60歳以上の住民が増えているにも係わらず、国立駅の乗車人数が、増加に転じた。60歳以上の700人もの人々が、突然新宿等市外の会社に勤めだしたということであろうか。その様なことは、一般的には有り得ない。
何かあったハズだ。何があったのか。
鑑定コラム1237)「国立(くにたち)現象」
鑑定コラム1892)「JR中央線東京〜八王子駅の一日乗車人数は325万人 2017年度」
鑑定コラム1893)「中野駅の乗車人数の増加が著しい 2013〜2017年度」
鑑定コラム1906)「国立現象が19位に 31年4月アクセス統計」
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