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2044)ウオン・ドル取引量が急増 韓国で何があったのか

 他国の為替の話である。

 韓国の為替市場で、ウオン・ドルの取引量が急増した。

 私は為替取引をしていなく、取引量の単位は、ウオンなのかドルなのか私には分からないが、ウオン・ドルの為替市場を時々見ている。

 investing.comの「USD/KRW - アメリカドル 韓国ウォン」のホームページである。

 市場参加者のコメントがなかなか面白い事から、訪れている。赤い「昇り龍」のグラフが見たいということもある。

 2020年2月17日の午前9時〜午後3時までの取引量が、それまでの取引量とは全く異なる量の取引が行われた。

 翌日の2月18日は、前日よりも多い取引量である。

 それまでの午前9時〜午後3時までの1時間毎の取引量を記すと、下記である。


  2月12日(水) 2月14日(金) 2月17日(月) 2月18日(火)
9:00 1765 1619 4476 7042
10:00 2001 1318 5177 5684
11:00 1460 962 4677 5356
12:00 1026 821 2653 3901
13:00 1012 942 4893 2777
14:00 1271 1107 4637 3575
15:00 885 708 3226 2322
合計 9420 7477 29739 30657


 2月17日(月)以前の取引量は、12日、14日に限らず、ずっと7000から9000の間の取引量であった。

 それが、週明けの2月17日から3〜4倍の30,000程度の取引量である。

 それまで生じていない事が、2月17日に突如生じた。

 2月17日に何があったのか。

 ウオンが安くなっていることから、ウオンを売ってドルを得ている。ドルを必要とする何かが生じたことになる。

 為替市場は、1ドル=1900ウオン程度になっている。

 2月17日以前には、1700ウオンで1ドルを得ることが出来た。2月17日以後には、+200ウオン加算した1900ウオンを出してでも1ドルを得ようとしている。その量も3倍〜4倍の規模である。

 韓国で何が起こっているのか。


  鑑定コラム1961)
「韓国ウオン1ドル1215.79ウオン 2019年8月5日」

  鑑定コラム1965)「韓国ウオン 1ドル=1220ウオンの攻防」

  鑑定コラム2045)「韓国ウオン 1ドル=1200ウオンを超える」


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