韓国ウオンとドルの為替市場で、半年ぶりの2020年2月20日にウオンが、1ドルに対して1200ウオンを超えた。
前日の19日には、1ドル=1190ウオン台で終えたウオン・ドル為替市場であった。
私が訪れているinvesting.comの「USD/KRW - アメリカドル 韓国ウォン」のホームページの掲示板には、「鎌倉幕府近い」という書き込みがあった。
鎌倉幕府が近いとはどういう意味か、初めてこの文言を見た時は、何を意味するのか分からなかった。
ウオンが1190ウオン台に入ると、この文言が良く掲示される。
ウオンが、1ドル=1192ウオンを突破すると、「次は1200ウオンだ。」という文言が出て来る。
それらから推測すると、鎌倉幕府は1192年に幕府が開かれたことから、その年数の1192を、ウオンの金額とみなして使っているようである。
ウオンが1ドル=1200を突破して、1203ウオンになると、「真珠湾攻撃だ。」という文言が出て来る。
真珠湾攻撃などという物騒な文言をやたらに使うなと云いたいが、掲示板には、その文言が現れる。
12月8日が旧日本軍が米国ハワイ島の真珠湾攻撃した日であったことから、1208の数値を、1ドル=1208ウオンを意味するとして使っているようである。
掲示板には、1208に飽きたらず「本所松坂町討ち入りだ。」と勇ましい文言が飛び出てくる。
そして更に先走って「承久の変だ。」の文言が、掲示板に躍る。
「本所松坂町討ち入りだ。」は、赤穂浪士の討ち入りが12月14日であったことから、1214ウオンを意味する。
承久の変は、 後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対抗して兵を挙げたが、1ヶ月で鎮圧され、後鳥羽上皇は隠岐の島に流された事件である。1221年に発生した。
この年号の数値をとって、1221ウオンを指す。
ウオンの価格数値の変動に伴って、何だか忘れてしまった日本歴史の勉強しているようである。
investing.comのウオン掲示板は、なかなか面白い。
1ドル=1200ウオンを超えた2020年2月20日の取引量は、下記である。
9;00 5,292 10:00 6,651 11:00 6,417 12:00 5,739 13:00 4,604 14:00 5,693 15:00 3,457 計 37,583
9;00 6,757 10:00 6,317 11:00 5,027 12:00 3,657 13:00 4,262 14:00 5,157 15:00 4,011 計 35,188