2231)熊本市LINEの対応発表が市ホームページと日テレニュースと真反対
2021年3月25日 20:23 日テレNEWSウエブは、熊本市は「LINE行政サービスが一部停止」のヘッドラインで、次のごとく報じる。
「「LINE」について熊本市は、利用者の個人情報に外部からアクセスできる状態だったとして行政サービスの一部を停止している。」
そして、「水道料金の支払いや心の悩み相談などLINEによるサービスは14件ありこのうち3件が中国からアクセスできる状態だったという。個人情報を取り扱っていたのは1件で飲食店を対象に無料のPCR検査を予約できるサービス。店の電話番号や住所、代表者の名前などを扱っていて大西市長は24日からサービスを当面の間停止していると明らかにした。」
日テレニュースウエブは、LINEによる行政サービスが一部停止していると報道する。
このニュースをネットで見て、それを確認する為に、熊本市のホームページを訪れて見た。
熊本市のホームページは、2021年3月25日更新として、LINE使用について、次のごとく広報する。
「「LINEの個人情報の取り扱いに関する対応について」 2021年3月25日更新
LINE株式会社の個人情報の取り扱いに関する報道に関して、熊本市公式アカウントの対応についてお知らせします。
市公式アカウントで扱うデータについては、報道にあります「中国のLINE関連会社からアクセスできる状況になっていた」情報には該当せず、中国からの閲覧等はなかった旨をLINE株式会社に直接確認しています。
また、LINEに対して外部からの不正アクセスや情報漏えいが発生したという事実はない旨の報告を受けております。
以上のことから、市公式アカウントについては、引き続きサービスを継続いたします。
今後も、市民の皆様が安心してご利用いただけますよう、国やLINE株式会社の対応等を注視しながら、適切に対応してまいります。」
熊本市のホームページは、LINEの使用を停止などせず引き続き使用すると広報する。
一方、市長は、日テレニュースウエブによれば、LINEの使用は「24日から当面の間停止している」と云う。
同じ日付で熊本市は真反対の行政方針を発表している。
LINEアプリを使用し続けると広報する熊本市は大丈夫なのか。
鑑定コラム2228)「LINEへの警戒と疑惑がやっと表に出て来た」
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