○鑑定コラム

2274)　東京武漢コロナウイルス感染者数　2021年4月1日から6月25日まで

　日本政府は、東京における武漢発新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3回目の緊急事態宣言を発令し、その期間は2021年4月25日〜6月20日迄とした。

　その期間の東京の武漢コロナウイルスの感染者数とそのグラフを記す。

　毎日の感染者数グラフは下記である。データ数値はNHKの発表数値による。









　期間の感染者の最高日は、2021年5月11日(土)の1121人である。

　期間の感染者の最低日は、2021年6月14日(月)の209人である。

　3日移動平均のグラフは、下記である。









　6月17日の週を底にして、感染者は増加傾向にあると分かる。

　変化がより良く分かるために、7日移動平均のグラフにすると、下記である。









　3回目の緊急事態宣言が終わる前に、武漢発新型コロナウイルス感染者は増加に転じているとわかる。

　3回目の緊急事態宣言は何だったのかということになる。

　東京オリンピック開催前或いは開催中に、感染者数は1,000人越える事態になるのでは無かろうか。

　開催してしまったのだから、強行し、オリンピック終わったら、猛烈な感染者数の増加に見舞われることになりそうである。

　都知事は、マスク、手洗い、うがい、非三密を避けて下さいと云うだけである。

　政府は、医療制度が崩壊しますから、緊急事態宣言に協力して下さいというだけである。

　具体的に感染者を減少させる政策を行っているのかと云えば、やっとワクチンの接種を65歳以上の老人に打ち始め、地方自治体の動きが悪い為に、自衛隊を引っ張り出して、東京と大阪で大規模ワクチン接種を政府自身が行い始めた。

　東京は大手町の旧第３庁舎、たしか関東財務局や東京法務局等が入っていた ビルでは無いかと思う。仕事で何回も訪れたビルである。

　入居していた行政体は、他に移転して空ビルになっていた様だ。

　であれば、2020年1月に武漢から入って来た新型コロナウイルスの治療の為の野戦病院にして、ウイルス対策をしなかったのか。何度も言うが、野戦病院をつくり、PCR検査を都民全員に行い、陽性者は野戦病院に隔離し、アビガン或いはイベルメクチンを投与し、2週間で治れば退院させて、野戦病院を回転させれば、武漢コロナウイルスはほぼ全滅出来た。

　PCR検査に反対する人々が多く、政府及び東京都はそれを実行しなかったが、結局、何度緊急事態宣言を出して、人の流れを押さえても感染は治まらない。無症状の感染者が必ず存在し、その人々がウイルス感染菌をまき散らす。無症状の感染者を徹底的に見つけ出す対策をしなければダメだ。要は本腰を入れてコロナ撲滅の為に動かなければダメということ。動け。口だけで云っているだけの政はダメということである。

　緊急事態宣言の間、飲食店は営業を午後7時までとか、酒は提供するなという要請に従ってきた。閉店した飲食店は6千店舗に近い。ホテルの稼働率は5%程度と成り、身売りのホテルも出ている。

　手洗い、うがいがウイルス拡散に効果があると云うならば、政府、東京都は人通りの多い道路沿に手洗い施設、うがいの出来る施設を作れば良く、どうして造らないのか。

　それ等が造られたということを目にしたことはない。政府、東京都は口先だけで何も対策を取っていない。

　私は、仕事で都心に行くときは、ペットボトルを持って外に出、打合せ訪問先の企業の入っているビルのトイレの手洗い所で、持参したペットボトルの水でうがいしている。

　都内で移動する時は、JR、私鉄、地下鉄を利用しなければならない事から、それら駅のトイレの手洗い所でも私は行っている。

　トイレの手洗い所で持参したペットボトルでうがいしている人は殆ど見かけなく、私一人位であったが、先日は東京駅で一人見かけた。

　トイレの手洗い所以外に手洗い、うがいする施設を行政は造れ!。

　密集する場所に行くときは、ペットボトルを持ってうがいをして下さいという指導くらいせよ!。

　飲食店街の近くにPCR検査所をつくり、陰性証明を持っている人のみ居酒屋、飲食店利用をしてもよいとか、劇場とか野球場に入る時は、入場する前にPCR検査をして陰性証明を得て入る様にすれば良い。PCR検査は30分で結果を出るように検査器械を開発出来るであろう。

　それ等PCR検査で見つかった人は、そのまま野戦病院に隔離すれば良い。

　飲食店街の入り口とか真ん中辺りでPCR検査所を造れと鑑定コラム2224)「東京のビジネスホテル料金1年間で▲52%ダウン　2021年2月」(2021年3月9日発表)に下記のごとく述べた。