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オリンピックが7月23日から始まり、日本人の金・銀・銅メダル獲得をテレビ、新聞は報じる。国民もメダル獲得を喜んでいる。
東京は、2021年7月12日〜8月22日の間は、武漢発コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言が発令されている。これで何度目の発令か。4度目か。
その緊急事態宣言の期間中にオリンピックが開催されているのだが、東京の武漢発コロナウイルスの感染者数の増加が激しい。
2021年7月27日には過去最高の2,848人の感染者数となった。それまでの最高感染者は2021年1月7日の2,520人であった。
1ヶ月前の2021年6月27日の東京の武漢発コロナウイルス感染者数は、NHKの調査発表によれば、386人である。1ヶ月で7.3倍の増加である。
7月20日以降7月27日迄の感染者数を記すと下記である。NHK発表の数値である。
2021年7月20日 1,387人
2021年7月21日 1,832人
2021年7月22日 1,979人
2021年7月23日 1,359人
2021年7月24日 1,128人
2021年7月25日 1,763人
2021年7月26日 1,429人
2021年7月27日 2,848人
7月22日〜25日はオリンピック・日曜日等による休日である。
時事通信ウエブは、「ワクチン接種が進むまでは、人流抑制と感染防止の徹底をお願いしたい」と云う都の担当者の言葉を報じる。
ワクチン頼みの東京都の担当者の情けない言葉である。
感染者の住所がどこか分かっているはずである。そして都内全域の町丁ごとのデータをまとめているはずである。
町丁ごとに感染者の数値を地図上に落として数値大小、増減傾向を把握すれば、どの沿線のどの駅勢圏そしてどの町丁に感染者が増えているか分かる。
その分析調査から、感染者が急激に増えている沿線、駅勢圏を判断し、特に増えている町丁を特定し、その町丁の住民全員のPCR検査を行い、見つかった陽性感染者及び隠れ感染者は野戦病院に隔離して治療する方法をとればよい。
感染者の増加している町丁から潜在感染者を見つけ、野戦病院で隔離する政策をとらない限り、感染者は減少しない。
コロナウイルス感染対策として、どうして野戦病院を造ろうとしないのか。
都民・都議会をだまくらかして、都有地を適正時価の約1/10以下の価格で売却し、1480億円の利益をオリンピック晴海選手村を造るマンション業者に儲けさせることを考え、そして実行しているにもかかわらず、都民の命を守る野戦病院一つすら造れない。
都民に自粛、自粛ばかり要求する情けない東京都の行政である。
****追記 2021年7月28日 17時55分 東京感染者数3177人
時事通信ウエプが、2021年07月28日17時35分発として、「東京、感染最多3177人 神奈川1000人超―新型コロナ」のヘッドラインのニュースを流した。
2021年7月28日の武漢発コロナウイルスの東京の感染者数は、3,177人となった。
小池都知事、菅首相、西村担当大臣はどうする積もりであろうか。
鑑定コラム2274)「東京武漢コロナウイルス感染者数 2021年4月1日から6月25日まで」
鑑定コラム2279)「晴海選手村従前土地価格はおかしいでは無いのか」
鑑定コラム2305)「何故急激に武漢発新型コロナウイルス感染者は激減したのか」
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