師走は気持ちもせわしい。
弁護士からは、鑑定の仕事の進行状況の問い合わせが、1つも2つも入る。
民間会社の依頼担当者からも鑑定評価はどうなっているかと問い合わせが入る。
皆、年末になり仕事のスケジュールを確認し、一週間後からの新年の仕事対策を立てる。
問い合わせのあったいずれの鑑定も、まだ終わっていない。作業中である。正月中にやろうと思っている。
遅れに遅れていた鑑定書も何とか25日に届けますと云って、作業を進めていたが、やりかけの他の仕事をせかされ後回しにしていたら、25日に近づいてきた。
何とか、鑑定書の製本迄こぎつけたが、その時は23日の夜である。
25日迄に、札幌の鑑定評価依頼者の手許に届くようにするには、北海道と遠いことから航空便しかない。
いつも宅配便を届けてくれる佐川急便の府中営業所に電話して、佐川急便は航空便を扱っているかと電話で尋ねたところ、扱っていると云う返事を得た。
「書類を札幌まで送りたいが、今日出して、明日の夕方までに届きますか。」と聞いたところ、「通常ならば届きます。」という返事を得た。
但し、と云って「クリスマスに伴う荷物輸送が現在多く、又、今季最強の寒気団が日本海を経て北陸から北海道を襲うという気象予想も出ています。飛行機の欠航もあるかもしれません。それに拠って明日25日に必ず届けられますという確約は出来ません。その事をお含み置き下さい。」 の言葉が続いた。
今日、2021年12月24日は金曜日であり、25日は土曜日でクリスカマスイブである。
天候による遅れは、依頼主も了承してくれるであろうと、勝手に解釈し、航空便で送るべく、佐川急便府中営業所に、送る書類を持って行くことにした。
住所を聞いたら府中市で無く、西隣の国立市泉3丁目と云う。中央高速道路府中・国立インターチエンジに近く、多摩川沿いの場所であった。
佐川急便の所定の送り状伝票に送り先等を記入して、受付の係の人に伝票と送る鑑定書の包みを渡した。
「航空便で明日の夕方到着をお願いします。」と私は念を押して云った。
「分かりました。」と係の方は返事する。
料金は通常よりも航空便の料金がかさみ高い。
佐川急便には、扱い荷物の輸送状況を伝えるサービスがある。
佐川急便のホームページの「お問い合わせサービス」である。
グーグルかヤフーの検索エンジンで「佐川急便」と検索窓に入力し、佐川急便のホームページを開く。
ホームページのトップ面の最上欄に4つの区分枠がある。その中の「送る・受け取る」の枠をクリックする。
「送る・受け取る」のトップ画像が出て来る。そのトップ面を下にスクロールし、最下行右の「輸送状況を調べる」の枠をクリックする。
「輸送状況を調べる」のトップ画面が出て来る。
輸送荷物の輸送状況がここで調べられる。送付をお願いした荷物が現在どこまて運ばれているかを知る事が出来る。
調べ方の説明が記述されている。
その最下行個所に「お荷物問い合わせサービス」のボタンがある。このボタンを押す。
「お問い合せ送り状NOを半角にて入力し、「お問い合わせ開始」ボタンをクリックしてください。」の前書きと共に1件目〜10件目の送り状の控え番号を入力する画面が現れる。
佐川急便の営業所で荷物輸送先等を記入した伝票の控え伝票の右上に記載されている12桁の数字を半角で打ち込む。
12桁の半角数字を打ち終えたら、下にある「お問い合わせ開始」のボタンを押す。
すると、出荷日、集荷営業所、配達営業所、荷物個数の一覧が表示される。
私が送った荷物は、下記のごとく打ち出された。
お問い合わせ送り状番号 ************ 出荷日 2021年12月24日 集荷営業所 府中営業所 配達営業所 札幌営業所 お荷物個数 1個
荷物状況 日時 担当営業所 集荷 12/24 11:49 府中営業所 輸送中 12/24 19:33 西関東中継センター 輸送中 12/25 02:16 北関東中継センター 輸送中 12/25 04:25 関東中継センター 輸送中 12/25 09:45 北海道中継センター 配達中 12/25 14:14 札幌営業所 配達完了 12/25 15:29 札幌営業所