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2450) 全国で地価上昇の地域が広がる 地価LOOK全国の2022年第2四半期の地価

 国土交通省が2022年8月24日に三大都市圏+地方圏(全国)の地価LOOK、2022年第2四半期(2022年4月1日〜7月1日)を発表した。

 それによると、三大都市圏+地方圏(全国)の高度利用地80地点の地価変動は、下記のとおりである。( )内は2022年第1四半期の数値である。

      上昇地点   58地点(46)
      横ばい地点  17地点(21)
      下落地点   5地点(13)
       計     80地点
 前期の2022年第1四半期のデータ値と比較すると、全調査地点80地点のうち、地価上昇地点は12地点の増加、横ばい地点は4地点減少、下落地点は8地点減少である。

 三大都市圏+地方圏(全国)の高度利用地80地点の地価DI値は、上記データより、
                   58−5
                ─────  ×100 = +66                           
                     80
+66である。前四半期は+41であった。25ポイントの増加である。

 地価の上昇が全国的にかなり急激に広がりつつある。

 令和2年第4四半期からのDI値の推移は、下記である。
      令和2年第4四半期     -23
            令和3年第1四半期      1
            令和3年第2四半期      6
            令和3年第3四半期      10
            令和3年第4四半期      38
            令和4年第1四半期      41
            令和4年第2四半期      66

 地価LOOKの始まった平成19年からのDI値グラフは下記である。下記グラフを見れば、全国的に急速に地価上昇の地域が拡大していることを、具体的に可視化出来るであろう。

    


地価LOOK全国 2022第2四半期




  鑑定コラム2406)「地価LOOK全国の2022年第1四半期のDI値は前四半期より+3」

  鑑定コラム2452)「東京圏地価上昇地域が急速に広がる 地価LOOK 令和4年第2四半期 」

  鑑定コラム2453)「東京商業地価上昇地域の拡大が激しい 地価LOOK令和4年第2四半期」



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