○鑑定コラム
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ
東京の地価公示地千代田5-2は、丸ビルの土地が設定地である。
丸ビルの償却前総合還元利回りは、鑑定コラム2601)で、2023年3月は2.41%と求められた。
2016年3月〜2023年3月の丸ビルの償却前総合還元利回りは、下記である。
2016年 2.51%
2017年 2.33%
2018年 2.23%
2019年 2.21%
2020年 2.21%
2021年 2.29%
2022年 2.35%
2023年 2.41%
丸ビルの償却前総合還元利回りは、2016年の2.51%から2019年、2020年の2.21% 迄下落した。
2020年の2.21%を底にして、少しづつ上がり始めた。
一方、丸ビルの土地に設定されている地価公示千代田5-2の価格は、下記である。
2016年 3280万円/u
2017年 3490
2018年 3570
2019年 3680
2020年 3760
2021年 3720
2022年 3670
2023年 3670
地価公示価格は2016年1月1日時点は3280万円/uであった。その後2020年の3760万円/uまで上昇する。
2020年の3760万円をピークにして、それ以後下落している。
両者の価格を一覧表にすると、下記である。
年
|
地価公示千代田5-2 万円/u
|
丸ビル償却前総合還元利回り %
|
2016年
|
3280
|
2.51
|
2017年
|
3490
|
2.33
|
2018年
|
3570
|
2.23
|
2019年
|
3680
|
2.21
|
2020年
|
3760
|
2.21
|
2021年
|
3720
|
2.29
|
2022年
|
3670
|
2.35
|
2023年
|
3670
|
2.41
|
上記価格と利回りをグラフにすると、下記グラフである。
グラフにすると、両者の関係がはっきりとわかる。
「土地価格が上がれば、還元利回りは下がり、土地価格が下がれば還元利回りは上がる」と云う経済経験則の現象が分かる。
データとグラフは、土地価格と還元利回りの関係、「土地価格が上がれば、還元利回りは下がり、土地価格が下がれば還元利回りは上がる」と云う経済経験則の実証と云うことになる。
鑑定コラム2601) 「2023年3月 丸ビルの償却前還元利回りは2.41%」
鑑定コラム2597)「丸ビルの賃料は坪6万6千円 2023年3月」
鑑定コラム2603)「地価上昇の限界 償却後利回り2% 丸ビルの償却後利回り 2.11%(2023年3月)」
▲
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ