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2694) ウクライナ人捕虜65人が乗るロシア輸送機が撃墜されたと言うが、65人の捕虜は乗っていたのか

 2024年1月24日22:05の時事通信は、[タス通信 時事]として、下記のごとくの衝撃的なニュースを流した。

 「タス通信によると、ロシア軍のIL76輸送機が24日、ウクライナに隣接する西部ベルゴロド州で墜落した。ロシア国防省が発表した。捕虜交換のためのウクライナ軍人65人が乗っていたという。」

 そしてミサイル発射は、ウクナイナ軍であるとして、下記のごとく記事は続いた。

 「国防省は墜落原因について「ウクライナ軍が北東部ハリコフ州から対空ミサイルを発射した」と非難。」

と報道した。

 2024年2月9日13:50ヤフーニュースは、CNN発のニュースとして、下記のごとく報じた。

 「ロシア国防省の発表によると、アラブ首長国連邦(UAE)が仲介する交渉を通じ、ロシア兵100人とウクライナ国防軍の兵士ら100人の捕虜交換が実現した。」

 私は、このニュースを読んだ時、1月24日のウクライナ人捕虜65人を乗せたロシア軍の輸送機が、ウクライナ軍のミサイルによって撃墜されたという事件を想い出した。

 「おかしいな?  ウクライナ人捕虜65人が、ウクライナ軍のミサイルで撃墜されたのであるから、捕虜交換にロシア軍は応じるであろうか。

 自国人の捕虜を撃ち落とすウクライナと捕虜交換に応じる必要性は無いと判断して、捕虜交換は暫く途絶えるのでは無かろうか。

 捕虜交換するとしても、前回の撃墜された65人分を差し引いた35人とロシア軍人100人との交換に応じるのが、ロシア側として考えられる最高の手段では無かろうか。少しおかしいぞ。

 今回、100人対100人の捕虜交換がすんなりいったとすると、捕虜65人の乗ったロシア輸送機撃墜のニュースは疑問がある。」

と私は思った。

 そして、翌日の2024年2月10日08時47分の時通信は、驚くべきニュースを伝える。下記である。

 「ウクライナのダニロフ国家安全保障・国防会議書記は、1月下旬にロシア西部ベルゴロド州で墜落したロシア軍輸送機に「(ウクライナ人捕虜65人は)乗っていなかったと断言できる」と述べた。9日のウクライナ・メディアのインタビューで表明した。」

 そして、ウクライナ人捕虜が搭乗していなかった理由について、下記のごとく記す。

 「ダニロフ氏は、もし事実ならロシア側はウクライナを非難するため「(遺体と分かる)映像を公開したはずだが、何も示していない」などと不審点を挙げた。」

 1月24日のロシアの輸送機が撃墜されて、白い煙を上げて墜落する映像はテレビで私は見た。

 墜落した飛行機の残骸らしき映像も見た。それだけであった。

 捕虜の遺体などの映像は無かった。撮さないのは、人道上の配慮行為かと思った。

 2月10日のロシアとウクライナの100人対100人の捕虜交換が、スムーズに行われたことが事実であるとすれば、1月24日のウクライナ人捕虜65人は、輸送機に乗っていなかったという見方は、? という疑問符がつくことなく、スッキリと論理的に理解出来る。

 鑑定コラム2692)「ロシア、ウクライナ侵攻23ヶ月目 世界株価1.122で上昇 香港0.7を割る」で、ウクライナとロシアの戦争状況を時系列に記しているが、その1月24日の記事の一つとして、ウクライナ人捕虜65人の搭乗するロシア輸送機が撃墜されたという文章を載せていたが、上記の理由からその文章は削除した。

 そのことについては、同コラムの最後に「追記」として記した。


  鑑定コラム2692)
「ロシア、ウクライナ侵攻23ヶ月目 世界株価1.122で上昇 香港0.7を割る」


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