2766) 岸田首相総裁選に立候補せず 日経平均株価 +209.92円高
2024年9月末に、自由民主党(自民党)の総裁の任期が切れる。
現自民党総裁であり、首相である岸田文雄氏は、次期総裁選挙への不出馬を、本日、8月14日の午前11時半からの記者会見で表明した。
岸田内閣は、来月の9月末で終了することになる。
首相が総裁選不出馬を決意したという事が、事前に情報が流れ、日経平均株価は暴落したが、発表と同時に今度は日経平均株価は上昇に転じた。
株式取引が終わってみれば、東京株式の日経平均株価は、前日比209.92円高と成った。
株式投資家は、岸田首相退陣を歓迎したということである。
日本の株価を史上最高値にしてくれた首相であるから、株式投資家は岸田首相に感謝してもよいでは無かろうかと思われる。
その事は、退陣が囁かれていた14日当日の9:00〜11:16分までの株価下落▲460.89円が証明している。
しかし、いびつな日本経済にした政治家の一人であり、今後の日本経済を考えると、岸田首相退陣を歓迎すると言うことが、自民党総裁選不出馬表明の記者会見以後の株価上昇と云うことではなかろうか。
私は株式投資の専門家ではなく、株式評論家でも無いが、岸田首相退陣表明と東証日経平均株価との関係を上記のごとく解釈する。
8月14日の東京株式の日経平均の動きは、下記である。日経ウエプによる。
始値(9:00) 36,535.60円 高値(9:06) 36,683.89円 安値(11:16) 36,074.71円 終値 36,442.43円 (14日 15:15 大引)前日比+209.92円 (+0.58%) 前日終値 36,232.51円 年初来高値(24/7/11) 42,224.02円 年初来安値(24/8/5) 31,458.42円