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2816) 2024年東証株価大納会終値 39,894円54銭 大納会最高値


 2024年12月30日に東京証券取引所は大納会であった。

 2024年東京証券取引所大納会の日経平均株価は、下記である。

      始値    40,325円78銭
      高値    40,325円78銭
      安値    39,864円46銭
      終値    39,894円54銭

 2024年の終値は39,894円54銭であった。

 1年前の2023年12月29日の大納会の東京証券取引所大納会の日経平均株価の終値は、33,464円17銭であった。

 1年間で、6,430円37銭の株価高である。率で云うと+19.2%のアップである。

 2024年は株式投資家にとっては、甚だ良い年であったようである。

 加えて、2024年7月11日には、過去最高の株価になった。

 同日の終値42,224円02銭は、日本株価の最高終値である。

 取引中の最高日経平均株価は、同じ7月11日につけた42,426円77銭である。

 今迄の日経平均株価の終値の最高は、1989年(平成元年)の38,915円87銭である。2024年終値は、この株価を上回った。

 つまり、昭和の終わり平成の始まりの時の、日本の不動産価格最高時の時の株価を超えたということである。35年振りの出来事ということである。

 この事については、鑑定コラム2761)に記してある。

 株価の上昇に反比例するごとく、為替の対米ドルに対する日本円は安くなつてしまった。

 1ドル161円までに下落してしまった。

 日本は製品輸出国であるから、円安は良い事であると言う人がいるが、それにも限度がある。

 日本は製品の輸出国であるが、その製品を造る原材料の輸入国でもある。

 円安と云うことは、原材料の輸入に対する対価が上昇する事になる。

 加えて、原油、小麦その他食料品の輸入国でもある。

 2024年大納会の株価が、39,9894円54銭で、大納会の最高値と喜んでいる一方、日本円の為替は、1ドル=157円90銭となり、輸入品価格の大幅上昇を引きおこしてきた。

 安倍内閣と黒田日銀総裁による金融の超超緩和政策の大失敗のツケが具体的に顕れてきて、日本国民の生活を苦しめ出して来た。


  鑑定コラム2761)
「東京株式市場日経平均株価史上2番目の2000円超暴落 次に待つは地価大暴落か」


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