○鑑定コラム


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555)和歌山にて

 和歌山県にある不動産の鑑定評価で、和歌山市にある和歌山県不動産鑑定士協会に、資料調査のため訪れた。2009年の6月下旬の真夏を想い出させる暑い日であった。

 同協会は、和歌山城のお堀端にある。

 空港から車での時間が予想外にかかってしまい、午前中に和歌山県不動産鑑定士協会に入ることが出来なかった。

 同協会の入室は、13時半からということであったため、その間に昼食と和歌山城を散策することにした。

 和歌山城は、徳川幕府第8代将軍吉宗の居城であった城である。(写真はクリックすれば大きくなります)

和歌山1 和歌山2


 お城の城壁の石は、所々風雪に耐え表面がはがれ、一部乱積みであった。

和歌山4


 立派な大木の楠があった。
 この大きさから推定すると、吉宗もこの楠を見ていたのでは無かろうか。

和歌山3

 3層のお城に登った。

 和歌山城は、昭和20年7月のアメリカ軍による和歌山大空襲で焼失し、現在のお城は、その後鉄筋コンクリートで造られた城であった。

 それを聞いてがっかりしてしまった。

 紀州産の檜、杉を使った太い柱、梁等のお城を想像していたが、味も素っ気もない鉄筋コンクリート造のお城では、興味もありがたみも半分どころか全く薄らいでしまった。

和歌山5 和歌山6

 耐震性云々と云うであろうが、お城は木造であって欲しい。

 鉄筋コンクリート造の建物は、永久に持つと言うものでは無い。
 鉄筋コンクリート造の建物の経済的耐用年数は、意外にも短い。
 いずれ必ず建替する時期がくる。

 そのいつの日かの建て替える時は、紀州産の檜、杉の大木による木造のお城を強く望む。


 和歌山県不動産鑑定士協会のホームページは、下記のアドレスです。

      http://www1.ocn.ne.jp/~w-reaa/


 但し、和歌山県不動産鑑定士協会の住所は、ホームページでは、

   「和歌山市西汀丁26番地(経済センタービル4階)」

となっていますが、つい最近引っ越して、東へおよそ100m程度離れた朝日新聞のビル(7番丁17)に入って居ます。私も経済センタービルに行ったが協会は見当たらず、電話をかけ直したところ移転したことを知らされ、所在を聞き訪れました。

 写真の一番最後は、天守閣より見た和歌山市街地ですが、その写真の中央付近の角の白い6階建の建物が、協会が今迄いた経済センタービルで、そのビルより右へ3つ目の黒っぽい丸みがかったビルが、朝日新聞のビルです。


 鑑定コラム483)「横浜にて」
 鑑定コラム556)「しらら浜の砂は白かった」
 鑑定コラム559)「南紀白浜町の土地価格」


(追記)2009年7月9日
 和歌山県不動産鑑定士協会のホームページでの協会新住所への変更が行われていました。
 住所は、
   〒640-8156 和歌山市七番丁17番地(和歌山朝日ビル5階)
と変更されました。

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