2011年大学野球明治神宮大会が開かれている。
桐蔭横浜大学野球部は、関東5連盟代表として出場している。
その桐蔭横浜大学は、東北3連盟代表の東北福祉大学と対戦して、延長13回まで行って負けた。
残念である。
何故桐蔭横浜大学野球部を応援しているのかと云えば、それは桐蔭横浜大学で教鞭を執っているからである。
それも私の講義に野球部の連中が、結構受講していることも大きな理由の一つである。
私の講義を受けている学生が、大会に出ていると聞けば、応援したくなるのが人情であろう。
桐蔭横浜大学法学部で、私は不動産鑑定の評価理論と実務理論を教えている。
現在は、不動産鑑定の中で最も難しい賃料の講義に入っている。
新規賃料は、積算賃料と比準賃料の2つで求めないと、求められた新規賃料 の妥当性の担保がなされないことから、必ず行う様にという講義を終えた。
来週からは、継続賃料の講義に入る。
少なく無い不動産鑑定士が、生半可な知識と机上の空論のごとくの理論の理解によって、多くの間違った継続賃料の鑑定書を発行しているが、その間違っている求め方の例を学生に示しながら、差額配分法、スライド法、利回り法の講義に入る。
講義の受講生は3年生である。
今年明治神宮大会に出ている野球部の法学部の幾人かの連中の中には、去年私の講義を受講した学生もいる。
今年も3年生を対象に教えており、受講生の中には野球部所属の学生もいる。
詳しくは調べていないが、受講生は何だか野球部の学生が年々増えている様な気がする。
学生に聞いたことは無いが、野球部所属の学生の間で、
「田原教授の講義は、単位が取り易いょ。」
という様な引き継ぎが、先輩から後輩になされているのでは無かろうかという気がしないでもない。
まあ、それも良かろう。
桐蔭横浜大学は、プロ野球球団日本ハムの今年のドラフト一位指名を拒否し、一年浪人してでも巨人球団に入りたいと熱望する巨人の原監督の甥という投手が投げる東海大学を破り、神宮大会では結果は負けたが、ヤクルト球団が今年のドラフト5位に指名した投手の投げる東北福祉大学に延長13回まで戦った。
今年(平成23年)の桐蔭横浜大学は強い。
最後に、2011年の大学野球明治神宮大会に出場の大学を下記に記す。
括弧内は代表地区名である。
函館大学(北海道) 東北福祉大学(東北) 創価大学(関東第1) 桐蔭横浜大学(関東第2) 明治大学(東京六大学)
亜細亜大学(東都) 愛知学院大学(北陸・東海) 大阪体育大学(関西第1) 佛教大学(関西第2) 福山大学(四国・中国) 九州共立大学(九州)